MENU

Pick Up Program / ピックアッププログラム

番組一覧はこちら

スクリーンへの招待

ブログ

ラジオネーム:ティアラの子「彼女は夢で踊る」

こんばんは、まりこさん、初めてお便りします。

いつもいい映画を紹介して頂きありがとうございます。

 

中学の頃、学校の近くに若松国映があり、あの頃、揺れる中2の私は学校をエスケープ(さぼり)して若松国映に一人で映画を見に行き、ワクワクしたのを覚えています。タイトルは「小さな巨人」だったと思います。内容はあまり覚えていないのですが、それ以来、一人映画にはまってしまいました。

 

当時は小さな映画館があちこちにあったのかな?「エデンの東」を小禄銀映という小さな映画館で見て、音楽とジェームスディーンの寂しげな表情に感動して、ますます映画が好きになりました。

あれから50年、私は変わらず映画大好きですが、何度も映画デートした主人は今ではほとんど映画館に足を運ばなくなり、また私は一人映画をしています。

 

先日は桜坂劇場で「彼女は夢で踊る」を見ました。

とても綺麗な映画で劇中、犬飼貴丈さんが「ストリップってなんだかいやらしいものだと思っていたけどそんなことなくて、とても美しいものだ」というようなセリフがありましたが、その通り、表情や仕草、空気感がとても美しかったです。キャストも素晴らしく、主演の3人(加藤雅也さん、犬飼貴丈さん、岡村いずみさん)が寂しげで頼りなげで憂いを含んだ表情がとても良かったです。横山雄二さんも良かった。もう一度見たい映画でした。

 

スクリーンを見ているときは私も昔に戻ります。数十年前、あの頃映画は輝いていたけど、輝いていたのは私自身だったのかも。

 

 

性別:女性

年齢:60代

住所:那覇市