こんばんはマリコさん、2回目の投稿です。
「罪の声」観てきました。
小栗旬と星野源の演技素晴らしかったです。脇を固める役者さんも豪華でした。三十年以上前のグリコ森永事件をモチーフに作られた作品ですが、私も当時かなり騒がれていた事件であったことを思い出しました。
小栗旬演じる新聞記者阿久津はマスコミの責任とは?事件を明らかにすることが子供達ものためになるのか?葛藤しながら諦めずに進む中、真相に近づいていく。一方星野源演じる曽根は父、叔父、母の隠された秘密を粘り強く紐解き核心に近づいていく。
自分の声が録音されたカセットテープと叔父のメモ帳の秘密、叔父は日本という国への怒り「奮い立った」と言っていました。曽根の母も叔父と同じく学生闘争に傾倒していた過去があり自分の子供の声を事件に使ったことを「奮い立った」と言っていました。
学生闘争時のスイッチがお互い入った瞬間だったのかなと思った。
夢を奪われ犯罪に加担させられ人生狂わされた姉弟。弟は普通の生活ができないまま自殺しようとしていたとき同じ境遇の曽根からの電話で踏みとどまったところから真実へとぐーんと近づき人生を取り戻していくところが感動しました。
変えられないのが宿命ですがこの映画では、結末を変えるのは本人たちの判断しだいなんだというとこもよかった。
性別:男性
住所:南城市