こんばんわ、眞理子さん、リスナーのみなさん。
行って参りましたシネマプラザハウス。1月のゴッホの映画以来、はや半年ぶりです。
映画は「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」。確か4月ぐらいの上映予定がずれて、この時期に。まあ映画館の復興再開に向けての第一弾と思えば過ぎたことはよし、との気分で鑑賞。
きらびやかなスターの座に心身を摩耗していくTVスターのジョンと、彼に憧れ、会うことを夢に俳優を志す11歳のルパート。彼らを繋ぐ純粋な手紙のやり取りは世に誤解され親しい間柄の関係にまでひびを入れていきますが。鑑賞して思ったことはとてもシンプル。
何気ない日常の中、その時間、瞬間を味わって酸いも甘いも飲み干しながら、起こった事に自分自身の意味を見出していくこと。ラストの成長したルパートと記者のやり取りは苦境に遭遇しながらも、その経験を肯定する意思に満ちていて力強く、鮮やかな感動を与えてくれます。
内容は平凡ながらも監督のグザヴィエ・ドランの切り口は見事だと思いました。
過去の作品も観てみたいです。
さて次はこれまた久方ぶりの桜坂劇場で21世紀の資本がいいかな。それとブルース・リーの作品4本が桜坂にやってきますね。あの雄たけびとヌンチャクが映画館で観れるとは、いや桜坂さん、ありがとう。
で、リクエストできれば死亡遊戯、ビギナーズ、パリのめぐり逢い、ロッシェフォールの恋人たちから何か。
追記 コロナが怪しい動きを見せています。映画館復興に水を差さぬよう、各自でできることはしっかり対応しましょう!
性別:男性
住所:名護市