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ラジオネーム:宜野湾のt.y「火垂るの墓」

こんばんは、まりこさん、リスナーのみなさん。毎週、番組聴いています。 
さて、今日は終戦の日も近いということで、(このメールが読まれたらちょうど終戦の日に当たります)   そこで「火垂るの墓」の感想を送りたいと思います。
尚、この作品はアニメ版(ジブリ)と実写映画版とテレビドラマ版がありますが、僕はアニメと実写映画版を観たので、主に実写映画版について感想を述べたいと思います。

それは終戦間近の神戸の街が空襲にあって一家全員焼け出されるというところから始まります。そこで母親は亡くなり、父親は日本にいなくて主役の14歳の少年(セイタ)と4歳の女児(セツコ)の二人になってしまいます。そこでこの2人は生前この子達の母親が教えていた親戚の所に行くわけですが、そこのおばさんが意地悪な人で、結局その家にも居れずに二人は野宿のような誰も入ってこない曰く付きの所に寝泊まりをしながら自炊するという生活を送り、夜になったら無数の蛍をとって、翌日にはその蛍たちが死んでいて、その蛍達のお墓を作ってあげるという暮しを送っていましたが、しばらくしてセツコが栄養失調で日に日に痩せ細っていってついに、、、

この先はエンディングらしいエンディングは描かれていませんが、アニメ版(ジブリ)では冒頭にすでに結末が描かれていて、何か「シックスセンス」にも通じるものがあるように思えました。尚、セツコが肌身離さず持っていたドロップ(アメダマ)の入ったカンカンもこの作品の重要な小道具になっています。  

今度はできれば、松島菜々子さんが出ているテレビドラマ版も観たいと思っています。
リクエスト曲は、この作品とは何のつながりもないのですが、何かこの曲の持つ雰囲気がとても何とも言えなく切なくて、胸を締め付けられる思いがして、その曲とはシンディローパーの「トゥルーカラーズ」と言う曲で、その曲がこの作品に似合いそうな気がするのでよろしくお願いします。  

最後にこの映画のキャッチコピーで「兄妹が信じたたった一つの希望」とありました。  
この映画を観て「この二人は本当に生きたかったんだろうな」って、、、そう思いました。
それでは失礼します。

性別:男性