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ラジオネーム:はじめの一歩「ラストレター」「チィファの手紙」

真理子さん、こんばんは????????❗️

お家シネマで、岩井俊二監督のラストレターとチィファの手紙を観ました。

同じ作品を 日本版と中国版で撮影した物語です。

 

日本版ラストレターでは、 姉・美咲の葬儀に参列した 裕里は、実咲の娘・鮎美から 美咲宛の同窓会の案内状 と鮎美に残した 美咲の手紙を告げられる。

美咲の死を知らせるため同窓会に参加した裕里だったが、学校の人気者だった姉と勘違いされてしまう。そこで初恋の相手鏡史郎と再会した 彼女は、 美咲のふりをしたまま 彼と文通することに。

やがてその手紙が 実咲の娘鮎美のもとへ。

鮎美は鏡史郎と実咲、そして裕里の学生時代の 淡い初恋の思い出をたどり始める。

 

日本版ラブレターのキャストは成人した裕里を、松たか子が演じ、落ち着いた演技をこなしていました。

高校時代の裕里を 森七菜が キャピキャピした演技でフレッシュさを感じました 。

美咲と美咲の娘 鮎美を 広瀬すず が 二役を演じ、 自然体な動きで、落ち着いていて、素敵な女優になりつつあるなぁと感じました。

鏡史郎 役の福山雅治は、しっとりとしたダンディ役が 滲み出ていました。

 

さて、 チィファの手紙のキャストは、 中国の人たちなので役者さん達はあまり知りませんでした。

舞台が中国なので家族の設定が異なっていました。

男の子が出てくるのですが、ラストレターでは裕里の子供でしたが、チィファの手紙では、チィファの子供という家族設定になっていました 。

一人っ子政策に関係があるようです。

 

また日本 版では 高校時代は制服に対し、中国版では制服がないので私服になってるのは面白かったです。

さらに、 日本版 では畳に布団の寝室ですが、中国版では、二段ベッドになっていて、暮らしの違いが興味深かったです。

 ラストレターとチィファの手紙は同じ作品を同じ監督(岩井俊二)が作り出したものですが、 国の違いによって映画がもたらす空気感の違いを感じ取りました。

二つの作品を 見比べながら 観ていると、とても楽しいお家シネマになりました。

 

 

性別:女性

年齢:60代

住所:那覇市