こんばんは、まりこさん。いつも番組拝聴しています。
今日はビデオショップから、マリオンコティヤール主演の「エディトピアフ愛の讃歌」を借りてきて観ました。
この作品を観て、彼女の人生は「光と影」という表現がとても似合うと思いました。
幼い頃に売春宿で育ち、年頃になって街角に立って歌を歌い日銭を稼ぐという生活をしていた時に、そこを通りがかった音楽プロデューサーらしき人に「ダイヤの原石を見つけた」と言われてその道に入ります。瞬く間にフランスを代表するシャンソン歌手になり、その後エディットはボクサーのマルセルと恋に落ちます。
幼い頃、親の愛情をあまり知らずに育った二人は深い中になって行き、エディットは「本物の愛を見つけた」と言います。だけど彼女が外国にいる時にマルセルに電話して「さびしくてたまらないから、船ではなく飛行機で私の元に今スグ来て！」とお願いをし、そうになるはずでしたが。
彼を乗せた飛行機が墜落してしまいエディットは錯乱状態になります。
幸せの絶頂から奈落の底に叩き落とされたと言っても言い過ぎではない彼女がとにかくかわいそうで。
だけど晩年は、これまでの人生にしがみつくのじゃなくて前を見て生きよう、と言う内容の歌を歌います。ラスト近いシーンで、砂浜で編み物をしながらたたずむ彼女に、インタビュアーらしき女性が近づいてきていくつかの質問をした時、「どうして編み物をするんですか？」との質問に「これを着てくれる人のために」と答えます。「全ての女性達に何か一言」との最後の問いにはただ一言「愛しなさい」と答え、やがて彼女は47歳の人生を閉じるのでした。
僕はこの作品を観てこんなに「光と影」と言う表現がピッタリくる人もいないんじゃないか？と思いました。
この作品で主役を演じたマリオンコンティヤールも「人生はいろいろあるからこそ深みがある」と言うような事を答えていたような。なお彼女はこの作品でアカデミー主演女優賞をとっています。
そう言うわけで長くなりましたが、
リクエスト曲は、日本の歌姫で抜群の歌唱力を誇った、本田美奈子さんの「愛の讃歌」を。それでは。
性別：男性
年齢：50代
住所：宜野湾市
