こんばんは〜真理子さん
「しあわせの絵の具 愛を描く人モード・ルイス」(2018)
叔母さんと兄に厄介者扱いされているモードと施設育ちで身寄りのないエベレットのお話。カナダの画家モードルイスの半生を実話ベースで描く。
純粋で優しいモードと不器用でぶっきらぼうだけど優しいところもあるツンデレエベレット。最初はモードに冷たいエベレットだけど、一緒に過ごすうちにモードにだんだん心を開いていく。孤独な二人が心を通わせている様子が丁寧に描かれていてすごく良かった。
モードの「私は多くは望まないから絵筆が目の前にあれば幸せ。窓が好き。鳥が横切ったり、蜂が来たり毎日違うわ。命が溢れている。命の輝きがひとつのフレームに」と語る。モードの絵は暖かく自然や動物の息吹を感じる優しいタッチ。最初に壁に描いたひとつのお花が日に日に増えていって、二人の心の中にも同じ可愛いお花が咲いているような感じがした。
たとえ質素な暮らしでも愛する人がそばにいて大好きなことをして過ごす。それだけで幸せ。皆んなに愛されなくてもたった一人でも自分を理解してくれる人に愛されれば幸せ。二人で紡ぐ愛の形素敵でした。
サリー・ホーキンスもイーサン・ホークもハマリ役でした。
この映画は最初主人が観てお勧めだったので観たのですがほっこりしていい作品でした。
性別:女性
住所:那覇市