桜坂劇場で「エヴァ」を観ました。
劇作家の男(恋人あり)が、偶然出会った女性に惹かれ、
次回作のネタにすることを口実に近づいていくが‥というお話。
鑑賞後まず思ったのが、魔性の女・ファムファタール感がそこまで強くない‥ということ。
ゴリゴリに悪い女かと思いきや‥‥。
少女のような純真な心を持つエヴァが可愛く見えたりもしました(これも彼女の作戦か?笑)
悪女なので、口紅やワンピースなど、〝赤〟がすごく似合うんですけど‥
「化粧がジャマをしている」とセリフにもあったように、1番美しいのは、素に近い姿なのが印象的。
イザベルユペール凄すぎます。。
エヴァに翻弄され、いろんなものを失い堕ちていく。。。
誰もが想像できる結末ですが、個人的にあのラストシーンはかなり衝撃でした
(あんなギャスパー観たくなかった‥笑)。
共感要素はゼロだけど、いけないものを〝すーみー〟しているような背徳感を味わえる作品でした(=´∀`)笑。
桜坂からの帰り道、オリジナル!?の、ジャンヌモロー版も観たくなって、
1962年「エヴァの匂い」を即レンタル。
ジャズ音楽も相まって、まさに、匂い立つような美しさが印象的♡モノクロなので、
ファムファタールな〝赤色〟を楽しむことはできませんが、
スマホのない時代、秘密裏に会う難しさ、スリルが面白かったです。
同じ話のはずなのに、50年も経って時代が変わると、全然違う作品になるんだなぁ(๑˃̵ᴗ˂̵)♡ふふふ。
【完全な余談・独り言・妄想】
「エヴァの匂い」の方は、ジャンヌモローの相手役がもしアランドロンだったら、
もっとすごい映画になっていたんじゃないかと思ってしまいます‥笑。
1962年といえば、太陽がいっぱいと山猫の間くらい、
最高に美しいアランドロンと、ジャンヌモローの組み合わせ。
想像するだけで、ニヤニヤしてしまいます。。
☆おわり☆
性別:女性
年齢:20代
住所:八重瀬町