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スクリーンへの招待

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ラジオネーム:ツリーツリー「恐竜が教えてくれたこと」

眞理子さん、こんばんは。
今年の夏に絶対観に行こう!と決めていた1本『恐竜が教えてくれたこと』をやっと鑑賞することができました。

 

この映画は、オランダ北部のテルスヘリング島が舞台で、その場所で夏を過ごす少年の話。ちょっと変わった11歳の男の子サムが主人公。

家族構成は、父親、母親、兄、弟サムの4人家族。「僕は家族で一番年下だから最後にひとりとり残される。孤独に慣れないと」という事で、サムは、島を探索しながら、1人で過ごす訓練を始めるのですが、その島での滞在が始まった頃、不思議な少女テスと出会い、そして、少女の計画に巻き込まれ、これまで味わったことのない複雑な感情がどっとあふれ出し、淡い恋心から、サムは自分に課した規則を破り、少女テスの気持ちを想像しながら行動を起こしていく。

 

時には、嘘をつき、とっさに機転をきかし、親の言うことを聞かない事もしばしば・・・。でもサムもちゃんと考えており、心配させないようにちゃんと置き手紙を忘れない時も。私もそんな風にしたなぁと子どもの頃の自分を思い出しました。サムを取り巻く大人たちが、サムとちゃんと向き合って、適度な距離を取りつつも、サムの問いに対して、真摯にこたえていく。そして、人生で大切なことを言葉や態度で示していく。きっとサムにとって、この夏の出来事は、一生の宝物になったはず。サムが島から離れるデッキで見せた表情がなんとも言えない!ラストがとっても良かったです。

 

最近、不安な事もあってか、映画の輝きが増す一方です。関係者の皆様が様々な事に配慮しながら、映画を上映してくださることに感謝します!

映画鑑賞は、精神の癒しになり大切なもの。また、お便りします。

 

 

性別:女性

年齢:40代

住所:那覇市