眞理子さん、こんばんは。
桜坂劇場で『リンドグレーン』と『お名前はアドルフ?』を鑑賞しました。
アストリッド・リンドグレーンは、児童文学で世界中の子ども達に愛され、たくさんのファンレターや誕生日のメッセージを読み、
大切にしていると聞いた事がありますが、冒頭シーンでは、その様子が観られました。
この映画では、アストリッドがまだ、作家として世に出る前の物語で、特に10代からの出来事は、作家としての感性や社会を見る眼がすでに備わっている事を知る場面が出てきます。しかし、多感な時期のアストリッドは、社会的なモラルの中で激しく母親と衝突し、同時に様々な出来事が起こります。特に彼女がうけた心の痛みは、のちの作家活動に影響を与えたほど。人生の辛い時期に焦点を当てた作品で観るものに大きな力を与えてくれます。
もう一本は、ドイツ映画で、生まれてくる子どもの名前をめぐって、様々な職業の家族や友人の中で繰り広げられる狂気に満ちたジョークの数々。ちょっと怖い作品でした。今週いっぱいの『つつんで、ひらいて』、滑り込みで鑑賞してきます。
性別:女性
年齢:40代
住所:那覇市