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スクリーンへの招待

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ラジオネーム:ジェフコステロ「戦争の犬たち」

こんばんわ、眞理子さん、リスナーのみなさん。暑い夏の真っ盛り、いかがお過ごしでしょうか?自分はクールで熱い映画をDVD鑑賞。
映画は「戦争の犬たち」です。この作品、自分は昔グランドオリオンにて鑑賞しました。当時中学生で、同時上映はデニーロがアカデミー主演男優賞を受賞した「レイジングブル」だったかと。

 

「戦争の犬たち」はベストセラー作家フレデリック・フォーサイス原作の傭兵による国どり映画です。初鑑賞当時はエンタメ度の薄い地味な映画ぐらいの印象でした。今回40年ぶりに見直しましたが、愛する女性とすれ違い、ビジネスライクな現代社会に適応できない主人公がアフリカに平和で安定した政権を打ち立てることに己の人生を賭ける姿が淡々と描かれていました。

独裁国家の現代考証やクーデター計画を巡る陰謀からラストの奇襲作戦にいたる戦闘シーンは見応えありますが、主人公を丁寧に描こうとした分、ストイックで硬質な感触の作品となっていて、中学で鑑賞した時の物足りなさは静かな満足感に変わりました。

 

エンタメ度的には老いた傭兵たちが活躍するワイルドギースには及びませんが、主人公を演じたクリストファー・ウオーケンが繊細さと狂気を併せ持つ主人公をクールに演じていて、映画を一人で支えている感があります。ウオーケンはデッドゾーンでもそうでしたが、ナイーブな役柄はホントにうまい俳優だと思います。

 

最近は父とのDVD鑑賞が多く、お互い映画を楽しく鑑賞できた70、80年代の映画が多いです。次はカプリコン1かカサンドラクロスかな。映画館詣ではブルース・リーが楽しみです。


先週に眞理子さんがかけてくれた、ジョン・F・ドノヴァンの死と生からのヴァーブのビタースウィートシンフォニー、映画の感動が再度込み上げてきて、改めて満足感、大でした!ありがとうございます。
それではまたお便りしますね。


リクエストできれば、007消されたライセンスから、パティラベルの唄うエンディグテーマを。

 

 

性別:男性

住所:名護市