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Pick Up Program / ピックアッププログラム

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スクリーンへの招待

ブログ

ラジオネーム:かいぽんの母

初めてメッセージ送ります。
私も映画の思い出を1つ送らせて下さい。
珍しく母親、姉、私で「そして父になる」を見に行ったときのことです。
当時母は70代前半、姉と私は30代で、私には小学低学年の息子1人がいました。
私は福山の映画が見れるってだけでついて行った記憶ですが、映画が始まるとストーリーに引き込まれ「親」「子供」のそれぞれの思考に想いをはせ、自分の育児の仕方を考えたりしていると息子に申し訳ない気持ちになってきて感情が抑えられずスクリーンがまともに見られなくなっていました。
映画が終わる頃には涙腺が崩壊しており泣き声を押し殺すのに必死でした。
母と姉には泣いてるところを見られるのが恥ずかしかったのですが、もう気付いてるだろうと二人を見ると、姉は特になだめる事もありませんでしたが「まあまあまあ」と私の気持ちを理解している様子で落ち着くのを待ってるよという感じでした。ところが母は私の泣き面に爆笑!もちろん館内には他お客さんも居ますから声は出していませんでしたが、笑いを止めるのに必死。その笑い顔を隠そうと思ったのか終いにはポップコーンが入ってた大きな容器を顔に当て始めました。その行動に姉も笑い出す始末。
私は映画の感情をまだまだ引きずっており涙が止まらないというのに、母の薄情さと滑稽な姿に感情が余計にコントロール出来なくなり崩壊したダムに台風が2つも3つもが上陸したような状態で感情がごちゃごちゃになりました。
そうこうしているうちにエンドロールも終わり、館内は私たち3人だけになってしまいました。清掃のスタッフさんが入って来たような記憶もあります。早くここから出なきゃと分かっているのに席から立ち上がることがで出来なかったです。そんな状態の私の横で母はまだ笑っています(苦笑)
映画のストーリーにはもちろん共鳴し色々考えさせられましたが、観賞後の出来事の方が強く思い出に残ってしまいました。今となっては笑い話でいい思い出です^^
以上です。

安谷屋 眞理子さん、長い間お疲れ様でした。
番組終了のお知らせを聞いた時は驚き、そして困惑。
永遠なものってないと分かっていても突きつけられると動揺してしまいます。
「スクリーンへの招待」の時間は、家族でご飯を食べていたり、まったりと過ごしているタイミングで眞理子さんの落ち着いた声はさらに幸せな気持ちにさせて下さいました。眞理子さんの声が聞けなくなるのは本当に寂しいです。
編集もご自身でされてると聞いて驚きました。そんな生き方とても憧れます。私も現役でやっていけるよう日々精進だと言い聞かせています。
本当に最高な時間、そして幸せになるお声をありがとうございました!

性別:女性