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ラジオネーム:t.y「禅 ZEN」



こんばんは まりこさん、リスナーのみなさん。この番組も今日を含めてあと2回になりました。名残惜しいですね、とても。
さて、今日紹介する作品は、六代目、中村勘九郎、内田有紀、藤原竜也達でお送りする、禅ZENという作品です。

時代は鎌倉時代、時の権力者、北条時頼(ときより)が武力で滅ぼした敵の武士達の怨霊達に日ごと苦しめられているのを何とかしてほしいと頼まれて道元(中村勘九郎)が鎌倉に行って時頼に生きる指針の様な心構えをアドバイスするんですが、道元は時頼に「私が言う禅(仏法、仏性)とは、「春は花、夏ホトトギス、秋は月、冬雪さえてすずしかえけり。と言うのが釈尊(お釈迦様)の言う仏法の真髄です」と言うと、時頼には、それが拍子抜けしてしまうくらい当たり前すぎて、怨霊達を追い払う事のできる何か特別な魔術的な事を期待していた時頼は「道元、当たり前の事じゃないか」と言うと、道元は「いかにも当たり前、その当たり前の真実の姿をみることこそが悟りなのです」と返します。でも時頼は「分からんぞ!悟りとはなんじゃ! 仏性とはなんじゃ!」と言うので、道元は時頼を「今宵は満月、時頼殿、庭に出てみませんか?」と誘い「庭の池に映っている月を刀で切ってください」と言い時頼は「訳もない」と言って池の月を切りますが又すぐ元の姿になって、道元は「月は仏性、水は己」と言いますが、時頼には理解できなくて、と、同時に又、敵の怨霊達が出てきて、時頼は狂った様に刀で切って、切って、切りまくるんですが、かえって酷くなるばかりで、そして時頼は道元にどうしたらこの怨霊達をどうにかできないものか?とすがりつくと、道元は「怨霊達の苦しみ、悲しみ、恨みはあなた自身の苦しみ、悲しみ、恨みなのです。その苦悩を全て受け入れるのです。しかし己の全てを捨てなければ受け入れることはできません。あなたが右手に権力を握った時左手に苦しみを握ったのです。と道元は言いますが時頼は、「じゃこの手で掴んだ天下を捨てて執権職を降りろと言うのか?」と言うと道元は、「執権とは権力にとわられると書きます。このとらわれこそがあらゆる苦しみの元なのです。」と。すると時頼は「私が降りたら国は乱れて~」と言いかけると道元は、「いかに優れたものでも武器を持って平定した者は永遠の統治者になることはできません。ましてや己の心が平安じゃない者にどうして国を平安におさめられのでしょうか?」と。そして道元は最後に時頼に「あなたは、救われたい、救われたいと望みなながら、何一つ捨てる勇気がないのだ!」と、とても厳しい口調で言いました。それを言われた時頼は逆上して、刀を抜いて「この時頼この様なはずかしめを受けたことはない!道元、覚悟はできているだろうな!」と。道元は、両手を合わせ「元より、身を捨て、心を捨ててこちらにまいっております。」と時頼の前に出て正座をして(座禅を組んで)「ご存分に」と言って、、、そして道元の後ろには刀を高く構えた時頼が、、、 

ここから先はラジオ聴いている人達、是非ご自分で確かめて下さい。      
リクエスト希望曲、長渕剛「しょっぱい三日月の夜」この曲なんだか秋を感じさせる歌の様に思いませんか?t.yでした。

ps 長くなってすみませんでした ありがとうございます。
まりこさん、長い間おつかれ様でした。それじゃ。

性別:男性