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ラジオネーム:t.y「火垂るの墓」

こんばんは、まりこさん、リスナーのみなさん。
先週、実写映画版、「火垂るの墓」を観てメールしたt.yですが、その時この作品はアニメ版、映画版、テレビドラマ版があると言いましたが、今回は松嶋菜々子さんが出ているテレビドラマ版を観ての感想をまりこさんやこのラジオのリスナーさん達に聴いてほしいなと思ってメールしています。この作品のナレーションで、

誰もが生きるために必死でした。
誰もが自分を見失っていました。
誰もが大切なものを忘れていました。
明日空襲で焼け死ぬかもしれない。
明日食べ物が無くなって飢えるかも知れない。
その恐怖と不安に勝るものなど何処にもありませんでした。 

この事がこの作品を通して一貫して流れているテーマの様に思えました。だから松嶋奈々子さんの演じるおばさんはああ言うふうになってしまったのかも、、、と。
この作品のエンドロールの終わりの部分で、
「この作品はフィクションですが地球上では今でもこのドラマのセイタやセツコ(空襲で両親と我が家を失った戦災孤児)のように戦火の中で犠牲になったり傷つき倒れていく子供達が今でもいるのです。」と、テロップが流れて写真に写っている子供達の顔をエンドロールで流していきます。
多分この地球上の紛争多発地帯に住んでいる子供達だと思いますが。ほんとに とても、重くて深いドラマでした。

リクエスト曲は長渕剛の「静かなるアフガン」/忌野清志郎の「口癖」、(この2曲はユーチューブも観た方が良い。)そしてbank band の「生まれ来る子供達のために」か、オリジナルでオフコースの「生まれ来る子供達のために」、の中からどれか一つお願いします。 
ただ、僕が思うに今僕らが享受しているこの人生というか、この平和の時代は決してただではなかった。たくさんの人々の犠牲の上に成り立っている。この平和のために礎となってくれた人達がいた、それもこんな幼い子供達も含めて、、、それをこの作品は教えてくれていると思います。それでは長くなりましたがこの辺で。

性別:男性