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スクリーンへの招待

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ラジオネーム:えこ「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」

こんばんは〜真理子さん

久しぶりに映画館、17日木曜日の夕方に行ってきました。6人でした。スーパより映画館の方が安全じゃないかと思いましたよ笑

「海辺の映画館・キネマの玉手箱」観てきましたよ〜
大林監督との出会いは35年前尾道三部作見て大学生の夏休みに尾道に行ってきました。海辺の町、糸満の造船所の風景と似ていて親近感覚えてだいすきになりました。

さて、本題に、時代劇でもあり、戦争映画でもあり現代劇でもあるので情報量は凄まじく歴史の勉強にも近いと!
大好きな中原中也の詩を軸に反戦を明確に掲げながら進んでいく。必要以上にグロテスクにならず、しかしシビアな現実をあえてポップに見せることで嘘からでたまこと感、我々のいた、そして今ある現実というものはかくもああなりうるということがはっきり迫ってくる。玉手箱のように戦争を様々な視点から場面ごとに切り取っていくのは流石。めくるめく映像の中から監督が言いたい事は伝わった。とても遺作とは思えない映像表現だけど遺作にふさわしいメッセージを感じた。

大林監督は映画を通じて過去は変えられないけれど未来は変えられると信じて作り続けたんだなぁーと!そして今の世代に平和の心が根ざしている事を感じつつもまだ戦争の気配のようなものを感じる。
ワケわかんないと思いつつも戦争をバカにするかのようなコメディーチックな表現の隙間から感じられるる激しい決意のようなものに心動かされた。約3時間長くは感じなかった。
ウチナーのことも出ていてウチナー方言が妙に心地よかった。沖縄戦のことも描いてくれて嬉しかった。チラシの色合いのようにクラクラする映画だった笑

追伸 大林宣彦監督は今年4月10日亡くなりました。奇しくも私の誕生日、俺のこと忘れるなと言われているようです。誕生日のたびに大林監督の作品観てあげようと誓いました。
ご冥福をお祈り致します。

リクエスト曲

さびしんぼう  別れの曲
あるいは富田靖子が歌った別れの曲に歌詞がついたものお願いします。

 

 

性別:女性

住所:那覇市