MENU

Pick Up Program / ピックアッププログラム

番組一覧はこちら

スクリーンへの招待

ブログ

ラジオネーム:えこ「見えない目撃者」

真理子さん、こんばんは〜

エピソード5


私が大学生の頃小学生の妹3人弟1人を連れて、国映館で弟の大好きな「ネバーエンディング・ストーリー」を見に行きました。

爽快な映画でしたね〜

小学生の弟が大好きで私はこの3人のお供として2度目の鑑賞でした。

 

小学生の妹、弟は目がキラキラしてとても楽しそうで良かったです。弟はまた見に行きたいと言い出す始末。ご勝手にと思いました。この小学生を糸満から引き連れて国映館に連れていくまでも大変だったのに〜映画館を出て末っ子の妹と弟が「お腹空いた〜、お腹空いた〜」というではありませんか!

仕方ないので国映館の斜め向かいにあったケンタッキーをウロウロして私は帰りのバスの運賃を数えて自分でひと袋買うのは恥ずかしかったので、弟と妹によく言い聞かせて「バスの運賃もあるから4人いるけれど一つだけ買うのだよ、1袋だけだよ」と行ってケンタッキーに1000円持たせて行かせました。

 

それが間違いでした。2人の手には2袋のケンタッキーが、ちょうど1000円だったとの事でケンタッキーのお姉さんが渡してくれたそうです。それから私は大慌て、お釣りの500円はバス運賃になるものだったからです。「食べるんじゃないよ〜ひとつは返さなければならないから」まったくと思いながらモジモジしている弟妹ケンタッキーのお姉さんの言うままに買ってきたのですね〜

 

このままでは帰れない、歩くことも出来ないし薄暗くなってきている、私は恥ずかしい気持ちを押し隠し「すみません〜ひと袋開けてないので返してもいいですか、すみません」と平謝り、たかが500円されど500円のケッタッキーを返しました。やれやれです。500円は私の手元にあるものと足して帰宅するためのバス賃だったのです〜あ〜あ〜ため息しか出ませんでした。


その事があってから私は母にお願いされても弟妹を映画館に連れていくことは無くなりましたランラン〜

ところで、「見えない目撃者」2019  DVD鑑賞

とても面白かった〜見終えた感想です。
この作品は聴覚の他触覚や臭覚を駆使した五感に訴える本格スリラー作品でした。

目の見えない元警察官(吉岡里帆)が視覚以外の感覚を手掛かりに女子高生殺人事件を追う。
韓国版「ブラインド」をリメイクしたサスペンス。警察官として将来を有望視されながら自己過失の交通事故で視力と大切な弟を失い自責の念で暮らしている。そんな中事件から3年後、彼女は偶然車の接触事故に遭遇するが立ち去る車の中から助けを求める少女の声を耳にする。
最初は刑事に聞き入れてもらえないが、もう一人の目撃者スケボーの少年(大倉孝三)を探し出し協力してもらい事件解決に至る。

当初は彼女を信じなかった刑事の本村(田口トモロヲ)と吉野(大倉孝二)のコンビも良かった。
前半部分は犯人の特定、後半部分は犯人との格闘、最後の犯人との格闘で彼女が見せる銃さばきは見事でした。
吉岡里帆さんの演技は初めて見ましたが、視覚障害者や盲目の役って、古くはパティ・デュークやオードリー・ヘップバーンもしていたけれどかなり演じるのは難しい印象でしたが吉岡さんも視線の定まらない目の動きなど凄く上手かったです。最初から最後までハラハラ、ドキドキの連続で猟奇的な殺人なのでグロテスクな場面が多々あったのですがとても面白かったです。最後に吉岡里帆さんの盲目なのに犯人に立ち向かう勇気に感動しました。

 

 

性別:女性

住所:那覇市