MENU

Pick Up Program / ピックアッププログラム

番組一覧はこちら

スクリーンへの招待

ブログ

ラジオネーム:さんいちよん「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」

桜坂行ってきました。「ちむぐりさ」観たさに。

映画ではなく、ドキュメント作品だったのですね。

 

それはそれとして、、

やはり思ったのは、感じ方や受け止め方なのだと痛感しました。

目の前にある現状、出来事を目の当たりにしないと、いくら訴えても耳に届かないばかりか、逆に煙がられてる現状だという事。

それを主役の「菜の花」ちゃんが通う「珊瑚舎スコーレ」の同期の戦争を体験された先輩生徒の話を垣間見て何を感じたのか、その背景はどんな修羅場だったのかをちゃんとくみ取り、自身の故郷の石川県の背景も重ねて責任を感じてたのが印象的でした。

 

独りではなにも変えられない出来事でも「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでも世界によって自分が変えられない様にするため」というガンジーの言葉を信念にもち行動をするといった勇気のある行動をしている姿に、自分も半生を生きてきましたが、そういう考えもあるのだと思い知らされた重い言葉でした。

 

沖縄の本音とたてまえの現状、解決できない現状、それでも基地は着々と進んでいく現状、色々な一般市民ではどうすることもできない現状と闘って行こうとする姿勢は、沖縄県民の静かな怒りを「菜の花ちゃん」が声にしてくれてる姿が心にとても残りました。

あと、津嘉山さんのナレーション、、最高です(笑。

 

 

性別:男性

住所:名護市