さて今週は久しぶりに直接取材してきましたよ!
那覇市山下町山下南交差点にある「金城畜産」さんにお邪魔してきました。
場所はこちら↓
「あ~豚の丸焼き」の看板のあるお店ね!と多くのみなさんが頷いたことでしょう。
実は最近、金城畜産さん、代替わりしまして、2代目の店主がお店を切り盛りしているんです。
2代目店主は私と同世代の松田正太さん、じつはもともと金融関係のサラリーマンで
もともとは金城畜産の常連さん。先代からお店を閉めるときいて、「豚の丸焼き」の文化を
絶やしたくないとの強い思いに駆られ、脱サラ。先代の元に弟子入りし、お店を引き継ぎます。
そして、豚の丸焼きの美味しさや、食文化を知ってもらおううということで
金曜日・土曜日の11:00~午後3時の間ランチメニューを提供をはじめました。
いきなり豚の丸焼き一頭というのはほとんどの人はハードルが高いだろう。
でもまずは食べて欲しい!そんな思いでランチを始めたのだとか。
注文を受けると、お客さんの席の前にど~んと置かれた豚の丸焼きから
脂の多い肩の肉と、さっぱりとしたおしりの方の肉二種類を手際よく切り分け
オーダーした人の目の間でトッピングしてくれます。
シンプルながらも、柔らかく、噛めば噛むほど旨味が口いっぱいに広がりましたよ~。
丸々1頭とはいっても、大きさが選べます。
ちなみに松田さんは基本的に金曜日・土曜日のランチのために10キロ~20キロくらいの大きさの
豚を1頭焼くそうです。
そう、丸焼き用の生豚も取り扱っているそうです。
興味深いのは、とあるスポーツ競技の日本代表の合宿で豚を焼きたいということで注文を受けた
ことがあるそうです。
松田さんは「沖縄のクリスマスは豚の丸焼きを囲む」という食文化が生まれるといいなぁと
豚の丸焼きの魅力をこれからも発信していきたいそうです。皆さんもお出かけください。
今日は那覇市山下、山下南交差点角にあります「豚の丸焼き 金城畜産」ご紹介しました。
ランチは金曜日と土曜日のみの提供。時間は11:00~午後3時です。
駐車場はありませんので、付近のコインパーキングをご利用ください。