毎週火曜日のこの時間は「聴けば 聴くほど」
日常生活の、ちょっと知りたい、もっと知りたい
聴くことで、知ることで一歩を踏み出そうとしているあなたを応援するコーナーです。
県内、新茶の季節がやって来ましたね!
うるま市以北の北部で、県内の茶葉は育てられていて、
3月の春分の日前後に、日本一早く収穫され、今、店頭に新茶が並んでいます。
こういった新茶を美味しく頂くためにはどうしたらいいのか・・
また新入社員の皆さんは、お客様に温かい緑茶をお出しする機会もあって、
どうやったら美味しい緑茶を出せるのか・・戸惑われている方もいらっしゃると思います。
この時間は、日本茶インストラクター・上原美智代さんに、美味しい緑茶の入れ方を教えて頂きます。
緑茶を美味しく入れるポイント①「お湯の温度」
緑茶を入れる時、コーヒーや紅茶と同じように、沸騰したての熱湯を茶葉にかけていませんか?
沸騰したての熱湯をつかうと「苦味」が出てしまいます。
カテキン・カフェインたっぷりのお茶になるんです。
「眠気を覚ましたい!」「今日は眠らずに勉強するぞ!」
そんな時には、沸騰したてのお湯で入れてもいいかもしれませんが、
お客様にお出しするのには、あまり宜しくありません。
お客様が「にがい!!」とビックリしてしまいます。
ではお勧めの温度は?
沖縄県産茶葉の場合・・・80度
県外の高級な茶葉の場合・・60度~70度
これがお勧めです!
ただ「職場にも自宅にも温度計がないよ!」という方・・安心して下さい!
温度を効率的に下げて、しかも温度が分かる方法があります!
それは・・急須にお湯を入れる前にマグカップなど、他の器を挟む方法です。
<具体例>
- お湯を沸騰させます。※カルキを飛ばすためにも一度沸騰させましょう!
- 沸騰したお湯を、近くにあるマグカップなどの器に移します。(10度下がる)
- そのマグカップのお湯を、お客様にお出しする湯呑に移します。(10度下がる)
- 湯呑のお湯を急須に移します。(この頃にはベストな温度に!)
「沸騰したお湯→マグカップ→湯呑→急須」です!
※県外の高級茶葉を使う場合には、マグカップや湯呑に移してから待つ時間を、長くしましょう!
これで美味しいお茶になる可能性がグッと増しますよ♪
やってみて下さい!