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第 60 回 猫に学ぶビジネス哲学

昨⽇の⼣⽅の雷⾬は凄かった。

 

 

 

⼤きな⾳と稲光に、にゃぶろうは余程怖かったのか、

珍しく私が座る椅⼦の下に逃げてきた。

 

雷が激しい間は、緊張で険しい表情をしていたが、雷が落ち着くと、

そのまま椅⼦の下でペタンと横になって熟睡。安⼼したのかやや⼝が

開いて⾆が⾒えている状態で幸せそうに眠っていた。

 

と、いうことで今⽇は幸せに関する話をしたいと思う。

 

「働き⽅改⾰」「労働⼈⼝の減少」「⽣産性の向上」は、

関わりの深さからセットで語られることが多い。

今の時代のキーワードとも⾔えるが、特に鍵となるのは

「⽣産性の向上」。限られた⼈数・時間で、設備や仕組みを

うまく活⽤し利益を確実に上げることが求められる。

 

 

この⽣産性の向上、現場レベルでいうと、業務の効率化、

無駄を省くことを軸に語られることが多かった。しかし、

エド・ディーナー博⼠の研究によると、主観的幸福度

(⾃⾝が感じる⼈⽣の幸福度)が⾼い⼈は、そうでない⼈に

⽐べ、⽣産性が31%⾼いという結果が出た

(創造性は3倍、売上も37%⾼い)。効率化は必要だが、

それだけだと気が滅⼊ってしまう気もする。

 

⼀⽅、みんなの幸せを追求しようと⾔われると、

なんだか前向きな気持になる。

 

 

幸福学を研究する前野隆司⽒の著書によると、

幸せを形作るのは4つの要素であるという。

①やってみよう ②ありがとう ③なんとかなる ④ありのままに

の4要素。この4つをもう少し分解すると、8個の要素に分けられる。

 

「⾃⼰実現・成⻑・つながり・感謝・前向き・楽観・独⽴・⾃分らしさ」

この要素から感じるイメージの共通点は、⾃発的であること。

 

今⽇の学びから職場で⾃分⾃⾝ができることは、

これらの要素を意識した過ごし⽅を実践すると同時に、

仲間が幸せの要素につながる⾏動を取ることを認めサポートすること。

こうした職場を作ることで、

結果的に⽣産性の向上つながれば幸せなことだと思う。