昨⽇の⼣⽅の雷⾬は凄かった。
⼤きな⾳と稲光に、にゃぶろうは余程怖かったのか、
珍しく私が座る椅⼦の下に逃げてきた。
雷が激しい間は、緊張で険しい表情をしていたが、雷が落ち着くと、
そのまま椅⼦の下でペタンと横になって熟睡。安⼼したのかやや⼝が
開いて⾆が⾒えている状態で幸せそうに眠っていた。
と、いうことで今⽇は幸せに関する話をしたいと思う。
「働き⽅改⾰」「労働⼈⼝の減少」「⽣産性の向上」は、
関わりの深さからセットで語られることが多い。
今の時代のキーワードとも⾔えるが、特に鍵となるのは
「⽣産性の向上」。限られた⼈数・時間で、設備や仕組みを
うまく活⽤し利益を確実に上げることが求められる。
この⽣産性の向上、現場レベルでいうと、業務の効率化、
無駄を省くことを軸に語られることが多かった。しかし、
エド・ディーナー博⼠の研究によると、主観的幸福度
(⾃⾝が感じる⼈⽣の幸福度)が⾼い⼈は、そうでない⼈に
⽐べ、⽣産性が31%⾼いという結果が出た
(創造性は3倍、売上も37%⾼い)。効率化は必要だが、
それだけだと気が滅⼊ってしまう気もする。
⼀⽅、みんなの幸せを追求しようと⾔われると、
なんだか前向きな気持になる。
幸福学を研究する前野隆司⽒の著書によると、
幸せを形作るのは4つの要素であるという。
①やってみよう ②ありがとう ③なんとかなる ④ありのままに
の4要素。この4つをもう少し分解すると、8個の要素に分けられる。
「⾃⼰実現・成⻑・つながり・感謝・前向き・楽観・独⽴・⾃分らしさ」
この要素から感じるイメージの共通点は、⾃発的であること。
今⽇の学びから職場で⾃分⾃⾝ができることは、
これらの要素を意識した過ごし⽅を実践すると同時に、
仲間が幸せの要素につながる⾏動を取ることを認めサポートすること。
こうした職場を作ることで、
結果的に⽣産性の向上つながれば幸せなことだと思う。