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第 57 回 猫に学ぶビジネス哲学

5⽉5⽇はにゃぶろう5歳の誕⽣⽇。

昨年は、環境が変わったばかりで慌ただしく、お祝い

が簡素だったのですが、今年は少しグレードアップさせ、

誕⽣⽇らしくお祝いすることにしました。

 

星をあしらった⾦⾊のとんがり帽⼦と折り紙製の⾸飾り

でおしゃれして誕⽣⽇を祝い、写真も撮りました。

 

写真を撮ると⾔っても、3歳までは外暮らしの野良猫。

何かを着せての撮影は簡単ではないしストレスを掛けたくありません。

 

そこで「極⼒負担をかけずに撮るにはどうすればよいか?」という問いを設定。

 

①3分以内に撮影を終わる

②⾝につけるものは軽いものに絞る

③壁の飾りはやらないことにして場所にこだわらない等。

 

結果、にゃぶろうが帽⼦が落ちないようバランスを取ってくれた幸運もあり、

撮影は成功。ご褒美に美味しいものをあげました。

 

 

いま、「問いを設定した」という話をしたが、

今の時代は、答えを知っていることよりも、適切な問いを設定する⼒が

より重要視されるようになりました。

 

変化の速度が早く、情報量も多い現代は、知識は調べればわかることが多い時代。

それでも現代は「正解がない時代」と⾔われます。

 

なぜ?という問いかけによって、過去の知識だけに答えを求めるのではなく、

どうすれば○○できるのか?と未来に向けて問いかける⼒が求められている

のです。

 

 

この問いを磨く⼒について、世界的デザインコンサルティング会社・IDEOの

野々村ディレクターは、著書の中でコツを紹介しています。特に印象に残ったのは

「⼀貫した前向きさを持つ」ということ。

 

ポジティブ思考を持つために活⽤したい⼝癖として“Yes and”を紹介しています。

⽇本語では「いいね!それと…」と訳される。真逆の意味は「いや、でも…」

会話を発展させるために必要なのがどちらかは⼀⽬瞭然です。

 

また「それと…」に続く部分を考えることは、問いかけづくりにも繋がります。

是⾮活⽤して、正解がない時代に新たな答えを⾒出しましょう。