先日、インスタライブ配信で、にゃぶろう&ふくすけファンの皆様に
ねこ兄弟をご覧いただいた。
2匹とも配信の5分前までカメラの前に来ず「おじさん言い訳配信」を覚悟
していたが、配信開始と同時に、にゃぶろうがやってきて時間中ずっと姿を
見せてくれた上に、ふくすけも普段登らないところに登るなど元気な姿を
披露してくれた。本番に強い「役者ねこ兄弟」です。
本番に強いといえば、国際大会など大舞台で力を発揮するアスリートの
みなさんの姿が思い浮かぶ。わたしたちも人生の中でここぞという勝負時に
力を発揮できるような人間でありたいものです。
今日は本番で力を発揮するために必要なことについて考えてみたい。
まず記憶に新しいのは、東京2020オリンピック卓球女子の選手たち。
試合中、厳しい局面でも、時折、意識的に笑顔を作っているようなシーンが
あった。これは、笑顔によってパフォーマンスが向上することを期待した工夫
であるようだ。メンタルトレーニングの専門家によると、笑顔には、力みを
とって呼吸を安定させる効果があることから、心身に緊張を感じているとき
よりもパフォーマンスが向上するのだという。
次に視点を変えて、なぜ「緊張するのか」という観点から、力の発揮について
考えてみる。サッカーの本田圭佑選手は、過去のインタビューで、
“『ミスをするな』と言えば高い確率でミスをするように人の脳はできている。
ミスを意識させるのではなく、どうやったら上手くできるかを意識させることが
できれば、自ずとミスは減る。この事の理解が指導者にも必要だ”といった趣旨
の発言をしている。ミスを心配するほどミスに囚われるのは経験上とても共感する。
今回2つのエピソードをご紹介したが、ポイントはシンプルに2つ。1笑顔、2ミスに囚わ
れすぎず、上手くいく方法を見つけ実行することに集中する。即実践していきたい。
今日の猫からの学びは「本番で力を発揮するためには」でした。
