本日、にゃぶろうの7歳の誕生日。先月、新人猫のふくすけを迎えて以来、
改めて実感するのは、野良猫だったにゃぶろうが、うちに来て4年間で
家猫としての生活にすっかり馴染んだのだなということ。
一言でいうと、余計な警戒心を捨て去っている。新入り猫ふくすけは、
まだまだ家猫としては修業が必要で、にゃぶろうから学んでいる最中です。
ふくすけは新たな環境への適応を頑張っているが、人間をはじめ、地球の生物は
「変異と適応」を繰り返しながら進化を続けてきた。
この「生物の進化」のプロセスを、ビジネスに活かしていく手法が研究されている。
今日は、「進化思考」という考え方について考えていきたい。
デザインストラテジストの太刀川英輔氏は、生物進化の歴史から創造性や
デザイン性を学ぶ「進化思考」を提唱している。
生き残りを賭けた様々な変異と適応には一定のパターンがあるという考えのもと、
パターンに則って思考することで、より革新的な発想を生み出せると説く。
進化思考では、進化のパターンは「変異」と「適応」を繰り返すこととされ、
変異には9種類、適応には4種類のパターンがあるとされるが、今日は変異の一種
「擬態」に絞って解説する。擬態とは、似せたり何かのふりをすることを指す。
よく知られているのは、初代スマートフォンであるiPhone。
実際は全く新しい概念のインターネットデバイスだったが、携帯電話に擬態態する
ことで、多くの人に受け入れてもらうことに成功した。
このような擬態という発想をビジネスのアイデアとして数多くひねり出す手法として、
外に出かけて、視界に入るものすべてを「もしこれが電話だったら」と考え、
アイデアを書き出す手法が紹介されている。
太刀川氏は、革新的な発想を生み出すためには、前例を敬意を持って学ぶとともに前例に疑
問を投げかける必要性も説いている。進化のパターンを学び生き残りを賭けましょう。
今日の猫からの学びは「進化のパターンを活用して生き残れ!」でした。