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第158回 猫に学ぶビジネス哲学

にゃぶろう・ふくすけが合流してもうすぐ2週間。お互いの存在に少しずつ慣れてきた感じ。
慣れるとともに激しくなってきたのが、夜中の追いかけっこ。はじめは見守っていたが、

あまりの騒々しさに睡眠に支障。気持ち的にもエネルギーの消耗を感じたので、防音用の

マットを敷き、夜中に出入りできる部屋を絞ることで対処し、私の夜中の平安は保たれつつある。

 


日々の生活で感じた問題点を放置していると、更に新たな問題点が積み重なり、解決に大きな
エネルギーを消耗したという経験はあるでしょうか。例えば掃除をサボり続けたところ、来客
の予定が入り、掃除に多くの時間を費やす羽目になったなど。

 

今日は、日々の生活や仕事でエネルギーを消耗するような場面を極力減らしていくための方法に

ついて考えてみたい。

 

米デイトン大学のシェルマン教授は、エネルギーを「仕事をする能力」と捉えて、日常によく
ある次のような場面をエネルギー損失をもたらすものとして例示している。

 

「そこまで大きくない会議を計画するために、わざわざ会議を開く」

 

「メールで目的を達成できるような内容のことで会議を開く」など。

 

教授は、こうしたエネルギーの消耗をできる限り抑えるための方法として、

ネゲントロピーという5つのステップから成る考え方を提唱している。

 

1 日常生活のエネルギー消耗箇所を特定する(整理整頓が不十分な場所、不要な会議 など)

 

2 1で特定した場面や場所のうち、対処が必要なものを特定する(優先順位を決める)

 

3 対処する方法を考え、計画を立てる

 

4 対処してみて、その後もエネルギー消耗について継続観察する

 

5 単なる対症療法の意識でなく、根本から解決する意識を持つ

 

エネルギーは有限。本来注ぐべき対象にエネルギーを注ぐために、参考になれば幸いです。
今日の猫からの学びは「本当に必要なことにエネルギーを注ぐためには」でした。