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第154回 猫に学ぶビジネス哲学

前回、怪我した野良猫を1月に保護したことをお伝えしたが、先週、動物病院で検査と

予防接種を済ませた。

 

抗体ができるまでの間は別々の部屋で過ごしてもらい、4月の2週目にはにゃぶろうと合流し

弊社に正式に入社予定。名前をふくすけと命名した。弊社2匹目の社員猫となる。

 

入社後は、上司であるにゃぶろうマネージャーによる新入社員猫研修が行われる予定。

 

 


新年度、にゃぶろうは初めての部下を持つことになり、ビジネスマンとして成⻑することを期待

している。にゃぶろうと面談し、新年度の目標を「真夜中に社⻑を起こさない」と設定した。

切実です。

 

まもなく新年度。達成につながる目標設定の仕方について考えてみたい。

 

達成につながることを最優先に考えた時、心理学の研究では、

 

「たどり着きたいゴールを目標に据える」よりも、

 

「ゴールに向かう途中の過程をどのように進めていくか」

 

を具体的に設定することが効果的であるのだそう。

 

例えば、事務の仕事で「事務ミスゼロ」という目標を掲げるよりも、

過去1年間でミスが多かった分野や処理方法などを特定した上で「事務ミスをなくすために

〇〇の事務処理の注意ポイントを毎朝確認する」と設定するほうが良い。

 

また、目標そのものが「人生の価値観と合致するかどうか」確認することも

達成の確率を高める言われている。

 

例えば、社⻑さんが

 

「幼少期貧しくて苦労したので、従業員の家族には十分な教育を受けさせてあげたい」

 

と強く願っていたとして、それを実現できる給与水準を保つための売上や利益額を目標として

設定する場合、価値観と合致した目標設定であると言えるだろう。

 

私個人の主観だが、その目標には数字以上の思いや意味が込められ、社⻑だけでなく

社員の行動にもポジティブな影響を与えることになるような気がする。

 

今回は2つのポイントを紹介した。皆様の新年度の目標の達成を心より願っております。
今日の猫からの学びは「達成につながる目標の立て方とは」でした。