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第120回 猫に学ぶビジネス哲学

前回、にゃぶろうに夜中に起こされるので、彼の食事の時間や回数の設定を変えて

対策したという話をした。今でも変更前の食事時間になると、自動餌やり機の前に

座って待っていることがある。

 

既に2週間以上が経過。案外慣れるのに時間がかかるなと感じている。

 

 


にゃぶろうの姿を見ていると、良くも悪くも「習慣の力」を感じる。

習慣の良い点は、一度定着すると、あまり深く考えず負担少なく継続できるところ。

 

しかし、思考停止には気をつけたい。環境の変化に対応しなければならない場面で、

その事に気づかず、対応が遅れ致命的なことになるおそれもある。

 

 

今日は思考停止とその対策について考えてみたい。

 

 

まずは、思考停止は、どのような時に起こりうるか。

これは、にゃぶろうにも私達にも当てはまることで「前提を疑わない」時。

チェックポイントをいくつかご紹介する。

 

1、古い習慣に従っている

2、他人の考えの受け売りが多い

3、否定や言い訳が多い

 

 

人は時期や置かれた環境によって行動が変化する。定期的にチェックしておきたい。

 

 

では、思考停止を防ぎたいと思った時、どう対策すればよいか。

思考法を知り、考えるということを実践することがそのまま対策となるだろう。

 

思考の方法について3つ紹介する。

 

①クリティカルシンキング

(前提を疑う思考法。キーワードは「なぜ/どうして/本当か」)

 

②ラテラルシンキング

(固定観念にとらわれず様々な選択肢を見つけるための思考法。

キーワードは「前提そのものを見直す」)

 

③ロジカルシンキング

(最も一般的。筋道を通して考える。根拠を示して主張したいことを論理的に説明する。

キーワードは「筋が通っているか」)

 

変化が多い時代。思考停止のチェックポイントと思考の方法を学ぶことで、

「考える」ことについてより積極的でありたいと思います。