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第109回 猫に学ぶビジネス哲学

最近、近所で赤ちゃんが生まれたようで、窓を開けてると元気な声が聞こえる。

にゃぶろうは、今までよく赤ちゃんのような声を出して空腹アピールしてきたが、

本物の赤ちゃんの声を聞くと静かになる。向こうが静かになると、声を出す。

遠隔で通じ合っているのだろうか。

 

 

遠隔で通じ合うといえば、テレワークをはじめとした、遠隔での仕事の形。

オンライン会議システムを使った会議以外にも、セミナー、ストレッチのレクチャー等、

活用方法は様々。新型コロナウイルス感染症の終息後、遠隔での仕事形態が完全にコロナ

以前に戻ってしまうかといえば、そうではないだろうと多くの方が薄々感じているのでは

ないだろうか。

 

遠隔での仕事のやり方を世界が同時進行的に体験している今、今後の商売について

考えてみたい。

 

ここで、身近なラジオの世界で、コロナ以前にとても興味深い時代の変化があった

ことを思い出したい。radikoなどをはじめとした、電波が届かないエリアへのラジオ

番組配信サービスの開始。これによって、沖縄のラジオを県外の方も気軽に楽しめる

ようになった。これをラジオ以外の業界に置き換えて考えてみる。

 

県内で、観光客も含めた「県内にいる人向け」に商売してきた人が、遠隔でも成り立つ

サービス提供ができれば、お客さんが「県外にいる人」にも広がる。

 

例えば、沖縄料理店が「沖縄在住のプロが教える沖縄料理講座」というオンライン

料理教室を全国の沖縄料理ファンに向けて開催できれば、新たな収入源になり、

来沖の際の来店にも繋がるかもしれない。沖縄をテーマにできれば、県外の商売人とも
戦える。沖縄という強みを生かして、お客さんの分母を単純に増やす挑戦ができる。

 

今回の話、うちにはオンライン化は関係ないと思っている業界の方こそ、チャンスかも。

なぜならば、チャレンジする強豪相手が少ないうちに試行錯誤できるから。是非挑戦を。