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第103回 猫に学ぶビジネス哲学

週末、にゃぶろうの写真を撮った。横顔を撮ろうと思い、

横からパシャパシャと撮っていると、明るい窓の外を

まっすぐな視線で見据えた良い写真が撮れた。

 

 

 

新型コロナウイルスの影響で先行き不安な昨今。

今日は皆がしっかり前を向くための後押しとなるような話をしたい。


レジリエンスという言葉がある。日本語では、精神的回復力などと訳されるが

「困難な状況に適応して生き延びる力」と言い換えることができる。

 

ただでさえストレスを抱えやすい現代社会だが、今まさに訪れている危機は、

これまでに例を見ないレベルのもの。日に日に変化していく目の前の状況に

大きなストレスを抱えている人も多いと思う。

 


こんな時大切なのは、混乱した気持ちから距離を取り、自身が置かれている状況を

冷静に見つめ、ストレスや混乱を鎮めること。そして、これから自身がどう進んで

いけばよいか考え、行動できる状態に持っていくこと。

その助けとなるジャーナリングという手法を紹介したい。


ジャーナリングは、頭に思い浮かんだことを上に書き出すことで「書く瞑想」とも

呼ばれている。テキサス大学の心理学者ペネベイカー氏は、ジャーナリングの方法と

してこのようなやり方を提案している。とてもシンプルなのでぜひ試していただきたい。

 


・3〜4日程度、連続で15分間の時間をとる。
・現在、不安な気持ちや心の痛みを引き起こしている1つの問題について紙に書き出す。

 


ペネベイカー氏は、書き出すことで、いま思い悩んでいる出口のない思考のループから

自分自身を解放し、悩みを整理して解決のためのアイディアを組み立てるように脳を

促すと語る。問題解決の第一歩はまずは前を向くことだと思う。

ジャーナリング、ぜひご活用ください。