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第 12 回 猫に学ぶビジネス哲学

毎週⽔曜⽇お届けしています「猫に学ぶビジネス哲学」
この時間は、猫をこよなく愛する経営コンサルタント
堀家盛司さんが、 愛猫のにゃぶろうからビジネス哲学を
紐解きます。

 では早速、今⽇の猫からの学びをお願いします。

「相⼿のふところに⾶び込む勇気を持とう」


一般的に ⽝は、愛情表現が豊か。
一⽅、猫はマイペースで素っ気ない。と言われますよね?

にゃぶろうを家に迎えた頃、仲良くはしていましたが、
寝るときは少し距離をとるなど、警戒⼼も感じていた様⼦でした。

しかし数ヶ⽉経ったある⽇、私は床でお腹を出してうたた寝して
しまったのですが。夜中に⽬が覚めると私の腹の上で寝ていたんですね。

そのときに、ようやくほんとうの意味で⼼を許してくれたのかなと
感じました。

わたしが⼈⽣で幸せだと思うことのひとつは、⾃分にとって絶対的に
信頼できる存在がいるということ。

それは友であり家族であり猫であったり。
仕事上で出会った⽅にもそういう⽅はいます。

それは本当に幸せなこと。
ただ、絶対的に信頼し合える関係が幸せなのは、
それだけの関係を結ぶことが難しいことの裏返しでもあると思うんです。

それは、「裏切られるのがこわい」とか、
⾃分が相⼿のことを信⽤できていない場合だったりすると思うんですね。

無条件の信頼をおいて⾶び込んでくれる存在を⽬の当たりにしたとき、
少なくとも私はその存在に信頼を置く。にゃぶろうにとって無防備に
腹を出して寝ていた私は、信頼して良い相⼿だと判断したんだろうな
と思うわけです。

相⼿に信じてほしかったら、まず相⼿を信じることが先。
「相⼿を信じると決めた⾃分」の判断を信じるということ
ではないでしょうか?

考えてみると、⾃分を信じると書いて「⾃信」ですからね!
そういう意味なのかもしれません。