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おしゃべりきぐるみピーピー「50代になってから叶えた夢」

毎週火曜日にお届けしています“Finer”

 

志を持って頑張っている方、誰かをFine!にしようと活動している方

いわゆる「Finer(ファイナー)」を

自分史インタビュアーの私・松田礼那がご紹介しています。

 

今回のFinerは・・おしゃべりきぐるみ ピーピーさんです。

 

 

 

 

松田礼那)「ピーピー」さん!とっても可愛いヒヨコのキャラクターですね!

 

おしゃべりきぐるみピーピー)ありがとうございます!

一番の特徴は、自分で「おしゃべり」をする所です!

あと「パプリカ」と言った人気の曲や、オリジナルソング、沖縄の民謡にも合わせて、踊ります!

 

 

 

松田)今日は特別に「中の人」にお話を伺いたいと思います!

「ピーピー」誕生のきっかけを教えて頂けますか?

 

ピーピーさん)きっかけは35年前・・私が「高校生だった頃」に遡ります。

 

当時、私は児童館などで、絵本の読み聞かせなどをして、子供たちと遊ぶボランティアをしていました!

ただ、絵本を読み聞かせていると、途中で飽きてしまう子もいたんです。

 

「子供たちが飽きない、何か良い演出は無いかな?」と悩んでいた時に出会ったのが「大人の腹話術師の方」でした!

 

腹話術師の方が、人形で喋り始めると、いつもは途中で飽きてしまう子供たちも、身を乗り出して、集中して聞いていたんです!

 

その時「人形が喋るってすごい!」「こんなにも人を魅了するんだ!」と感動しました。

 

 

 

松田)では、初めは腹話術師に憧れたんですか?

 

ピーピーさん)はい、そうです!

その高校生の頃、特別に腹話術の人形を貸していただける事になり、高齢者施設で、人形劇もやりました。

 

すると、人形劇を見ていたおばあちゃんが「あんたの旦那は外国人ね?」と声をかけて来て下さいました。

私の使っていた人形が「外国人の女の子」だったので「あなたの旦那は外国人で、あなたが持っているその人形は、あなたと外国人の旦那の子供?」と言いたかったみたいです(笑)

 

そのやりとりを見ていた施設の方が後から

「あのおばあちゃんは、普段は滅多にお話をされない」

「すごいね!!」と声をかけて下さいました。

 

その時、改めて「人形ってすごい!!」

「こんなに、人の心を開く力があるんだ!!」と感動して、

ますます腹話術の人形が欲しくなりました。

 

ただ、実は腹話術の人形って・・とっても高いんです。。。

当時、70万円ほどすると知りました。

 

 

 

松田)70万円!?腹話術の人形ってそんなにするんですね!?

 

ピーピーさん)そうなんです。とてもじゃないけど、高校生の頃の私に購入する事は出来ませんでした。

さらに、いっこく堂さんという素晴らしい腹話術師をテレビで見て「私には出来ない・・」と思いました。

 

そのうち、社会人になり就職をし、結婚をして、子供も生まれました。

「喋る人形への憧れ」が消える事はありませんでしたが、実現出来ずにいました。

 

そして、世の中では「ゆるキャラブーム」が起きました!

「なんて可愛いんだろう!この着ぐるみたちが喋ったら、まさに私が憧れる『喋る人形』だ!」

「いっこく堂さんのような腹話術の技術を身に着ける事は出来ないかもしれないけれど、着ぐるみの中でなら、私にも話せるのでは!?」と思いました。

 

ふなっしーを見た時には「これが私のやりたかった事!」「先をこされた!」と少し悔しかったです(笑)

 

 

 

 

松田)確かに、仕事・家事・育児で忙しい中だと、中々「喋る人形」という夢を実現する時間はないですよね・・・・

 

ピーピーさん)ところが、6年前、その夢を実現するチャンスが巡って来ました!

 

観光業に関わる中で「ファミリーが楽しめるイベント」を企画することになり、チャンスだと思いました。

その時、誰から頼まれるわけでもなく、自ら「私、着ぐるみを着て、イベントを盛り上げます!!」と手を挙げました!

 

松田)「着ぐるみなら、ファミリーが喜んでくれる!」と思われたわけですね?

 

ピーピーさん)はい!私自身が、自分の子供と出掛けた時、子供が着ぐるみを見ると笑顔になり、その子供の笑顔を見ると、私も旦那も、おじいちゃん・おばあちゃんも皆が笑顔になる・・という経験がありました。

 

なので「着ぐるみなら、家族みんなを笑顔にできるに違いない!」と思いました。

 

 

 

 

松田)実際に着ぐるみに入ってみて、いかがでしたか?

 

ピーピーさん)とっっっても楽しかったです!!

私、会社員の頃には、ウサギや犬、色んな着ぐるみを着て、イベントに出ていたんですが、着ぐるみを着ていると、色んな方が話しかけて来て下さいます。

 

例えばウサギの着ぐるみを着ていた時には

「私、ニンジンが苦手なの。代わりに食べてくれる?」と聞いてくる女の子がいたり・・

ヒヨコのピーピーになっていると

「私も孫も、酉年なの。ピーピーちゃんと一緒ね!」と話しかけてくれたおばあちゃんもいました!

 

これは「着ぐるみだからこそ」だと思うんです。

可愛い、親しみやすい見た目があるからこそ、心を開いて、話しかけて来てくれるんだと思います。

 

会話を盛り上げて、皆を笑顔にする・・そんな力が着ぐるみには、あるんです!

 

 

 

松田)「これまで、ウサギや犬・・色んな着ぐるみの中に入って来た」という事ですが、今は「ヒヨコのピーピー」として活動されているんですよね?

 

ピーピーさん)はい!会社員を辞めて「子供たちに一番喜ばれるキャラクターはなんだろう?」と一から考えて、ヒヨコのピーピーが生まれました!

 

松田)なぜ、ウサギや犬ではなく、ヒヨコなんですか??

 

ピーピーさん)これまでの経験からです!

ウサギだと女の子しか寄って来てくれなかったり、犬だと小さな子は怖がって泣いてしまう事もありました。

 

そういった、私がこれまで50年以上生きて来た得た、全ての経験を活かして生まれたのピーピーです!

 

松田)50代で今の、ピーピーさんとしての活動を始められたわけですね!?

 

ピーピーさん)はい!けれど、決して遅くなかったと思っています。

「50代の私だからこそ、出来る事」が沢山あると思うんです。

 

例えば、沖縄の民謡の良さも、私は年を重ねてから、本当に理解できるようになりました。

その沖縄民謡の良さを伝えるため、ピーピーのステージにも沖縄民謡を取り入れています。

すると、そのステージを見たおじぃ・おばぁがとっても喜んでくれるんです!

お孫さんがピーピーと一緒に、沖縄民謡に合わせて踊っているのを見て涙ぐまれる方もいらっしゃいます。

もしも、自宅に帰ってからも「あ!これ、ピーピーが踊っていた曲だよね!?」と家族の会話が盛り上がって、沖縄民謡にも親しみを持ってもらえたら、こんなに嬉しい事はありません。

 

また、50代の私が会社を辞めて、今着ぐるみピーピーとして活動していると知って、応援して下さる方も沢山いらっしゃいます。

ピーピーにはオリジナルソングがありますが、実はこのオリジナルソングも「あなたを応援したい!」と、あるご夫婦が作って下さいました。

 

その曲に合わせた振り付けを、今私は自分でやっています。

こういった振り付けや営業活動など、全て自分で出来るのも、これまで50年以上生きて来た全ての経験があるからだと思うんです。

 

夢を叶えるのに「遅すぎる」なんて事はないと思います。

今、30代・40代で「何かやりたいけれど、何をすればいいか分からない」という方には、自信を持って、こう伝えたいです。

 

「焦らないで。いつか、これまで『点』だった『やりたい事』が結びついて『線』になる事がある。

もしかしたら、それは50代・60代になってからかもしれない。

けれど『思い』さえ忘れずにいたら、夢を叶えるのに、遅すぎるなんて事はない。」

 

ピーピーとしての活動をこういった事も伝えていけたら嬉しいです。

 

 

 

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