番組審議会
第359回 エフエム沖縄番組審議会
開催日 | 令和4年6月14日(火) |
議題 | 「ライセンス~米国と日本のはざまで~」について |
出席者 | 委員長:島袋勇 委 員:新垣誠、中村薫、末広尚希、喜屋武厚子、宮平貴子、長嶺陽子 (順不同、敬称略) ※本来、第358回番組審議会は6月14日(火)に開催予定でしたが、 新型コロナウイルス感染症拡大予防の趣旨に基づいて会議自体は自粛とし、 各委員には番組資料・音源等を一定期間内に確認・試聴してもらい、 レポートを提出していただくことでの審議としました。 |
議事の概要
○ 証言者の部分や同時通訳の部分は少し聞きづらかったが、テーマを「ライセンス」に絞ることで、
様々な視点で繰り広げられていて、復帰50周年特別番組にふさわしいとても良い内容だった。
○ 番組を通して、ほとんどが初めて耳にする話であった。
沖縄県民にとっても貴重な史実アーカイブスになったのではないだろうか。
ただし、事実と異なる場合がある可能性についても補足悦明する必要はなかったか?など、気になるところはあった。
○ 復帰50周年の節目に、このような特番が組まれるのはとても意義深い。
ラジオを通してもっと故郷沖縄と親密な関係になりたいと思わされた。
この特番はじっくり傾聴するべきだ。
○ 番組を聴きおわると、この言葉が自然と出てきました。
「ありがとうございました。」「沖縄に生まれて良かった」「さあ、未来をつくるぞ!」
○ 歴史というテーマを、分かりやすく細かい解説と合わせて考察していく進行と、
番組中の再現ドラマでクスッと笑える要素もあって、構えずに聴くことができて良かった。
○ 弁護士資格、医師資格、放送の資格、車の方向、生活に関わることの基本が復帰によって大きくゆらぎ、
それらを受け入れる、という選択肢しかなかった沖縄県民にとても同情したと同時に、尊敬の念をもった。
欲を言えば、復帰当時の放送を聞きたかった。
○ 骨太な難しいテーマに挑戦した番組。
ドキュメンタリーというよりも、解説的、説明的な部分が多いように感じたが、
証言と解説の間にラジオドラマ的なものを入れたことで、バランスよく聴けた。
ただ、映像がない状態で、解説や証言がいろいろな角度で入ってくるので、
内容に興味を持ち続けるのが少し難しかった。
基本的な視点というか、番組全体の筋になる流れが欲しかった。
などの意見が出されました。
次回の番組審議会は令和4年7月12日開催予定です。