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【新事実が続々】FM沖縄の50年前を調べたら、なぜ米軍基地の隣りにあるのかがわかった。






復帰50周年特別番組 ライセンス アメリカと日本のはざまで

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15日(日)夜9時~955



1972
年の沖縄本土復帰時、米国民政府が所管するアメリカ世から、日本政府が所管する大和世に変わり、市民の生活が大きく変化した様子を、政府が交付するライセンス・免許に注目し、当時を知る関係者のみなさんの証言で振り返るドキュメンタリーです。

今は4階建てのFM沖縄ですが、20数年前までの旧局舎は平屋で、さらにさかのぼると極東放送というAM局でした。
50年以上前の復帰前はどういう放送局だったのか?
キャンプキンザーという米軍基地とフェンスを挟んですぐ隣に立つ放送局が、なぜここにあるのか?
復帰後に生まれた局員が公文書などからも調べ丁寧に描きます。

復帰前の極東放送 日本語局KSDXと英語局KSAB 

復帰後の極東放送 日本語局JOTF

【当時を語る証言者たち】
極東放送技術スタッフ 後のFM沖縄副社長 東伸三さん(86歳)

極東放送プロデューサー 後の極東放送日本語局長 松川久雄さん(89歳)

社会医療法人敬愛会 理事長 宮里善次さん

本土復帰前後に裁判官や弁護士として活躍された 前原正治さん

夫婦で極東放送に勤めていた ジョージアリン・ウィルキンソンさん

牧師 国吉真勇さん

琉球大学名誉教授で声楽家 泉恵得さん

沖縄第一号のアナウンサーで、琉球放送の英語局
KSBK局長や沖縄放送協会の初代会長 川平朝清さん

日本FEBC パーソナリティー 吉崎恵子さん


【キャスト・スタッフ】
スタジオ:大城勝太(FM沖縄)古波藏契(近代史研究) 伊芸梓(FM沖縄)

作品内ミニドラマ出演 TEAM SPOT JUMBLE 
末吉功治


小渡俊彰
 

比嘉恭平

蔵元利貴

 

インタビュー通訳:ニッキー

ディレクター:室賀啓希(FM沖縄)

ディレクターインタビュー

室賀啓希 
1978
年兵庫県生まれ。リポーズアフターアワーズやU COOL LAB、オリオンびあぶれいくなど
主に夕方の番組を担当。

自分が入社した20年前はピカピカの新社屋になったばかりで、当時の大先輩から極東放送の頃の話は聞いていましたが、
「なんでキャンプキンザーの隣にあるんだろう」と常々不思議に思っていました。
今回復帰50年の特番を考えた際に「極東放送っていつから?」と調べてみると、
最初はキリスト教を布教する宗教放送局だったということや、復帰を巡る国会での答弁にも登場したという事実がわかりました。
当時の資料が社内にほとんどない状態でしたが、当時を知る関係者探しや、
紹介いただきながら取材を進めたところびっくりする証言をいただいたのです。



復帰時の極東放送の話以外にも、医介補や布令弁護士といった沖縄の復帰だけに適用された免許も調べ、
復帰前後の当時の県民の様子を感じられる番組になったと思います。

復帰50周年特別番組 ライセンス アメリカと日本のはざまで
5
15日(日) 夜9時~955

放送後はradikoにて1週間聴取可能