こんばんわ、眞理子さん、リスナーのみなさん。
スターシアターズの令和福袋にて今回鑑賞いたしましたは「凪待ち」です。
先週リスナーさんからの報告ありましたが、
主人公の郁男演じる香取慎吾さん始めにみんな息の入った演技を見せてくれてとても良かったです。
人生をやり直そうとした主人公が彼女の故郷石巻にて巻き込まれる殺人事件。
この「凪待ち」には一皮も二皮も底の見えない普通そうな人々たくさん、裏街道の方々も少数出てきますが、
登場人物たちのエゴに息づく狂気と背中合わせの善意がこの映画を静かな諦念を滲ませた力強い作品にしています。
特にギャンブル依存症の描写は心理的に得体のしれない臨場感で感じられ、中々ショッキングでした。
次に桜坂で鑑賞した「芳華」。
70年代の中国社会を背景に歌と踊りで軍隊を鼓舞する文工団を舞台にしたこの映画、
合間に苛烈な戦場シーンを挟みながらも、ド真ん中直球勝負の青春映画。
文工団施設での男女共学のあまりの青さ、自分には眩ゆすぎました。
主人公と思われる二人が、時を経て紆余曲折の後に肩を寄せ合う場面が一番の見せ場。この場面は好きです。
さて、次は「パリ、嘘つきな恋」、「コールド・ウォー」、
「アマンダと僕」、「ニュヨーク公共図書館」が観たいのですが・・・。何とかこなしたいです。
それではまたお便りしま~す。
性別:男性
住所:名護市