まりこさん、こんばんは。
一番「ああ、そうか。そうなんだ。」と鱗がボロボロ落ちたのが『ホームレス』と『ハウスレス』は違うということです。
家に住めていないのは同じだけど、ホームレスは家族などの絆が『レス』で、ハウスレスは経済的な理由で家を『レス』している事なんですね。
広い広いアメリカでも、ハウスレスのバンなどの車で暮らす事が出来るエリアが限定されてしまうんですね。
ある程度田舎な所でないと車で暮らす暮らしは維持できなくて、そういうエリアだからこそ美しい自然を堪能できるんですね。
寝ることができる大きさのある車が列をなして、まるで野外フェスティバルから帰るかのような状態の風景は、ハウスレスの境遇の数を、こんなの一部だよ、と言っているようでした。
アマゾンもクリスマスの忙しい時期に駐車場代負担でハウスレスの人達を雇う事で成り立つほど、雇う方も雇われる方もお互いに必要な存在になっている事も、ハウスレスの人達の多さを知らせるエピソードでした。
経済的理由で始まった車での生活に対して、どう捉えるか、どう感じるか、などはタイミングや体調、精神状態で違うのだと思います。
主人公のファーンも映画の流れの中でどんどん、家で暮らしていた人の部分が削ぎ落とされていって、意識も志向も車で暮らす人になっていっているんだなーと思いました。
年齢：50代
住所：北中城村
