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スクリーンへの招待

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ラジオネーム:青い獅子「人数の町」「ミセス・ノイズィ」

まりこさん、こんばんは。
年末にずっとご無沙汰だった桜坂劇場に会員更新をしながら映画を2本見てきました。


「人数の町」はフィクションだから架空の町なんだけど、実際にどっかにありそうな気がします。
現実社会でも考えない事を受け入れると、ある意味楽で幸せと言えなくもない…かもしれない…
スクリーンの中の中村君と同じタイミングで、種明かしに対して「そーゆーことか」と思いました。

「ミセス・ノイジィ」はリアルタイムで「ひっこーし」と大きな声と音を出していた布団叩きおばさんの映像を流す情報番組を見ていました。
面白おかしく同じ所だけ繰り返し流していて番組側のバイアスがかかった見方に同調していたけれど、そもそもなぜその行動に至ったのかは知らずじまいで興味が薄れていっただけでした。
でも、もしかしたら、この話の通りだとしたら私も加害者じゃん!おばさんは責められるいわれないじゃん!と思い当たり、奇しくも二本とも「考える/考えない」に関わる映画だったなと感じました。


些細な行き違いによって、一つの事実が見る方向が違うことで全く違う話になってしまうという事を、こんなにくっきりと突きつけられました。
日常の中でも、ちょっとした確認不足やコミュニケーション不足で手に終えない事態に発展してしまうのは良くあることですよね。
視界の狭い私にとって教訓となった映画でした。

 

 

年齢:50代

住所:北中城村