こんばんわ、眞理子さんリスナーのみなさん。
楽しみにしていた映画「8日で死んだ怪獣の12日の物語」を桜坂劇場で鑑賞してきました。で、その感想はと言いますと・・・。ふむ、捉えるどころのない不可思議な展開で・・・。強いて言うならコロナ猛威にある社会に、弱いながらも希望であるところのカプセル怪獣を育てながら、時代の閉塞感に対抗する人々の想像力の物語というところでしょうか。
今年の初めに観た「ラスト・レター」の淡い現実感と静謐で美しい情緒感を重ね合わせる岩井監督の映画世界とは異なり、今回はクリエイターとしての作品かなと。
それと桜坂さんは毎度映画チラシは大盤振る舞いなんですが、それぞれのチラシに公開日が掲示してあって、観たい作品の予定が組みやすいです。「異端の鳥」やミッシェル・ルグランやフェリーニ特集、「戦争と平和」は楽しみです。それと11月1日と3日は会員映画鑑賞無料！「エルミタージュ 幻想」、「南へ走れ、海の道を！」、「さらば、わが愛 覇王別姫」は観たいな。
「鬼滅の刃」が日本だけでなく世界的に注目を集めておりますが、映画館から波及して停滞しがちだった社会に活力を与えているようでうれしいです。
それではまたお便りしますね。
性別：男性
住所：名護市
