こんばんわ、眞理子さん、リスナーのみなさん。
週末の台風接近のため、映画館へ出かけられずがっかりでした。
台風時の映画館って、結構テンション上がるのですが、強風でアパートの窓が破れないか気になり名護に戻るはめに・・・。で、いつものＤＶＤ鑑賞、ではなく、読書してました。本のタイトルは「ブルース・リー伝」！
図書館から借りたのですが、かなり厚い上に上下2段のページ構成。楽しそうなハリウッド時代から目を通したのですが、エネルギッシュですぐに人を引き付ける特異な魅力にあふれた人物だったようです。
ジェームズ・コバーン、スティーブ・マックイーンとの交友はプライドと友情が入り交じり、なかなかえぐいです。特にマックイーンはブルース・リーにとって超えるべき存在として語られていて、キングオブクールと呼ばれたマックイーンの気難しい性格と気さくさはとても素敵です。
他にも武術を指導した監督のブレイク・エドワーズとロマン・ポランスキーやシャロン・テート、フランク・シナトラetcとたくさんのハリウッド著名人の名が時にブルース・リーとのエピソードを交えて出てきます。晩年のイップマンとの関係もほのぼのとさせられます。
面白く読んでますが、武道家ブルース・リーではなく、強靭な意思と家族思いの反面、浪費家で見栄っ張り、浮気性な男性の物語です。が、肌の色に分け隔てなく、あらゆる層に武術指導を行い、武術のアクターとして一生を駆け抜けた彼の人生をうまく描いていると思います。
リクエストできれば、ライアンの娘、華麗なる賭け、コーラスラインから何か。
時に眞理子さん、映画チケットありがとうございます。今回は読書報告になりましたが、鑑賞してまたお便りしますね。
性別：男性
住所：名護市
