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ラジオネーム:えこ「チョコレートドーナツ」

こんばんは〜真理子さん
「チョコレート・ドーナツ」を観て!

2012年アメリカ映画 実話を基にしてます。
ただ一言、法律の無力さをしみじみ感じる映画でした。また、家族とは?子供の幸わせとはなにか考えました。日を新たに三度観ましたが、お金はなくても愛は与えることはできるということも!

主人公ルディ(アラン・カミング)のマルコ(ダウン症児)を見る優しい眼差しに涙しました。ゲイで日雇いのゲイバーで働き、家賃もまともに支払えなかったりするルディだが、同じアパートの隣に住む母親が育児放棄しているダウン症児マルコにとても優しく接する。
ルディとポールのゲイ二人がマルコの母が麻薬所持で刑務所入りしたので施設に行かせるのは可哀想だとマルコを育てる権利を手にして、1年間三人で家族としてとても楽しく過ごしたがゲイであることが分かってまたマルコは施設へ。


裁判で審理してマルコとまた一緒に暮らしたかったが認められず、刑務所を早めに出所した母親に監護権が渡る。しかし、母親は出所後、また男を連れ込み、マルコに「廊下に出ていて」といいますがマルコは外に出て。三日間ルディ達の家を探していたが橋の下で死んでいたという最悪の結末。

 

新聞の片隅に書かれた記事をポールが監査権請求の審理に関わった人達に送った手紙が涙を誘います。「新聞記事を同封します。ご覧になっていないでしょう。一面を飾る報道の影に小さく埋もれた記事です。知的障害のあるマルコという少年が三日間家を探し歩いたまま橋の下でひとりで死んだそうです。皆さんはマルコと面識がなく、ご存知ないでしょうから少しだけお伝えします。

マルコは心の優しい賢い楽しい子供でした。笑顔は周りを明るくしました。
チョコレートドーナツに目がなく、ディスコダンスの達人でした。
寝る前の物語が大好きで、せがむのはいつもハッピーエンド。ハッピーエンドが大好きでした」

日本でも子供の虐待、育児放棄は後をたちません。身勝手な大人の行動によって命を奪われる事は悲しいことです。子供に罪はありません。
マルコの屈託のない笑顔が浮かびます。

PS ルディ役のアラン・カミングは演技なのか内面から出てくるものなのか、表情も行動もとても良かったです。

笑えたのはマルコがお腹すいた!といった時、なに食べたいと聞くとマルコはドーナツというが、ルディは母親のように、「ドーナツは体に悪いし、太るし、ニキビができる」と答える。そしてクラッカーとチーズを与える。もうルディが母であれば良かったのにと思わずにはいられない映画でした。

リクエスト

チョコレートドーナツよりI Shall Be Released
宜しくお願い致します。

 

 

年齢:女性

住所:那覇市