真理子さんこんばんは
以前から私の好きなラジオ番組で取り上げられる事の多かった「カセットテープダイアリーズ」をミハマで鑑賞してきました。
両親がパキスタンから移民して、イギリスに生まれた主人公。高校生の彼が父親や周囲とぶつかりながらも夢に向かって進んでいく、青春ストーリー。
まさか、21世紀にプルーススプリングスティーンの曲を使用した、ミュージカルが見れるなんて。それも実話を元にしたストーリー。
私も主人公と同じ様に高校時代に彼の曲にはまりました。歌詞の意味はあまりわからなかったけど、ロックなんだけど、聞きやすく、力強い歌声なんですが、バラードもとっても良くて、CDをカセットテープに録音して、良く聞いてました。まさか、歌詞が労働者の辛い現実を歌ってだなんて。親子の対立や移民に対する差別への抵抗や、恋する気持ちなど、主人公の熱い気持ちを歌と踊りで表現していて、観ていて、とても楽しく、励まされる作品でした。
私も子ども達が高校生になり、特に長男は今年、受験生で、将来の事でぶつかる事は多々あり、他人事ではなく、この作品を見てました。子どもの葛藤もわかるのですが、親の決めつけ目線に反省しながらも、親目線で鑑賞してました。この主人公のように、色々な方との出会いに助けられ、成長して行けるといいけどなぁと思いました。
もちろん、サントラも聞いてますが、歌詞の意味もまた、確認して、噛み締めたいです。それではまた、トト
PS 先週のニューシネマパラダイスの完全版の話、私も共感しました。何故、あのラストで良かったのに、付け加えたんだろうと、当時はショックでした。でも、最近、見返すと、まぁ、こんな事も年を重ねると、あるのかなあ、なんて、優しい気持ちで見れるようになりました。それよりも、フィルムを繋ぎ合わせたシーン、あれだけで、もう充分だなぁと思うようになりましたよ。
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