自粛中に観た映画ですが、「炎628」という映画をご存じでしょうか?
85年のソ連映画でナチスドイツによるロシア侵攻を描いた映画で、ソ連版「地獄の黙示録」といわれているそうです。
戦争を通して一人の少年が変わり果ててゆく様子が描かれていきます。
映画の最初と最後での主人公の少年の変貌ぶりがすさまじく、本当に演技なのかわからなくなるくらいです。
また終盤にある虐殺シーンでは、映画だとわかっていても正視に耐えない画です。
少年は生き残りますが、憎悪だけが残り抵抗軍へと参加していくというところで映画は終わります。
最後まで主人公に「救い」はありませんが、現実はそういうものではないでしょうか?
この映画を見ると「戦争」というのがどいうものかわかるような気がします。
性別:男性
住所:糸満市