まりこさん、こんばんは。
最近はシネマプラザハウスばかりで見ていたのでシネマライカムのスクリーンの大きさと観客席の多さと広さにびっくりしました。背の小さい私は前の席と段差が小さいシネマプラザハウスだといくら席が互い違いになっていても男性などが前列に座ると字幕を読むのが難儀で、どこに位置取りするかが賭けのようでストレスなのです。
広々な今回はストレスフリーでした。
でも、ミニシアターのサイズ感は大好きなのですがね~。
さて、「パラサイト」です。
キムさんがお父さんとばれないのは無理があるけれど、経済格差という問題は画面から染み出すように伝わって来ました。
家族全員が仕事を得ているのがあれほど喜ばしい事と感じるくらいに韓国では仕事を得るチャンスは不平等にしか存在していないのだと分かるし、「それなら」と起業しても家族で自転車操業で全く楽ではないし。
映画では描いてはいないけれど韓国は財閥の力が強くて財閥関連の汚職がはびこっていることが韓国国民の共通認識としてベースで、その上にこの映画の閉塞感があるのだろうなぁと感じました。
日本には建物の構造として半地下という住居問題はないけれど(無いと思うけれど)、ちょっとした歯車の狂いで住まい含め何もかも失くしてしまう事があり得ますよね。
エンドロールを見ながらそんな事も眉間にシワを寄せながら考えました。
性別:女性
年齢:50代
住所:北中城村