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ラジオネーム:ラジ子「ジョジョ・ラビット」

眞理子さん、こんばんは。

「ジョジョラビット」を観て来ました。

 

もう、何でしょう!?

純粋に、いい!と思える素敵な映画でした。

まず、ナチスを題材にした映画をコメディタッチで撮るのは勇気あるチャレンジだと思います。コメディアンでもあり、ヒトラー役を演じている監督の信念を感じました。

 

ポップな演出なので、気楽に ゆるりと観ていると、ビンタを食らうような衝撃が!

胸の奥がキューッとします。

 

そして配役。強く愛情深い母親を演じたスカーレット・ヨハンソンの演技、素敵でした。

オスカー候補になるのも納得です。

サム・ロックウェルも良かった。

ヨーキー役の男の子がとてもチャーミングで「よくこんな子が見つかるなー!」と、びっくりしました。

 

美術、衣装も可愛くて楽しませてくれます。

ちょっとウェス・アンダーソン映画を彷彿とさせるテイスト。

 

あと、何と言っても音楽が最高!

これからご覧になる方のために曲名は伏せますね。どちらも有名な曲ですが、私は初めて聴くバージョンでした。オープニングで流れるあの曲にあの映像を重ねるセンス、好きだなー!歌詞も本作にぴったり。そしてラストでまさかあの名曲が流れるなんて!最高にカッコいい。歌詞の内容を少し知っていたので感動しました。ドイツに縁の深い曲です。

 

音楽も含め、反戦平和のメッセージをこのようにポップに表現した映画を初めて観ました。

間口が広がってとても良いと思う。

うちの娘が10歳になったら一緒に観たいです。

ヒトラーがドラえもんで、ジョジョはのび太君。普遍的で、私達にも親しみやすい構図でした。

感動の余り、また長くなってしまいました。

またひとつ、宝物にしたい映画に出逢えて嬉しいです。

 

 

性別:女性

年齢:40代

住所:那覇市