沖縄中央病院こころの架け橋
今週番組で紹介している事業所は
南城市にあるリッケ放課後等ディサービスです。
( https://www.lykke.okinawa/ )
お話を伺ったのは、A-COUSE合同会社 代表の安里洸樹さん
人生を変える、人との出会いってありますよね。
安里さんにとってのキーパーソンは
北谷町にあるアソシア( https://associa-lnd.co.jp/ )の神谷代表
子供が好きで、子供に関わる仕事に就きたい、と思っていた安里さん。
進学した大学では貧困問題や教育格差の問題に興味を持ち社会福祉を専攻。
学生時代に研修で行った北欧での経験と
神谷代表の授業を受講したことから
学校現場ではなく、民間からのサポートを志します。
大学を卒業して1年は色々な事業所で経験を積み
23歳の若さでA-COUSE合同会社を立ち上げました。
地元、南城市では児童ディが圧倒的に足りないと考え
南城市での開所を決意。ご両親と弟さんと一緒に住んでいたご実家を改造し
リッケをオープン。(ご両親は今もアパート生活を余儀なくされています!)
大学と卒業後のインターン期間で学んだとはいえ、不安はいっぱい。
そこをカバーしてくれるのが小学校教諭をリタイアされた叔母様。
心強いパートナーだそうです。
リッケでは、子供たちの自尊心と自己肯定感を高めること
『誰かに「叱られるから」「褒められるから」やる。』のではなく
『自分が「楽しいから」「興味があるから」やる。』という内発的な行動力を育むための言葉がけなどを実践しています。
リッケのこうしたスタンスが保護者の皆さんからの熱い支持につながっているのでしょう。
現在は定員いっぱいで、何年も待っている方もいらっしゃるそうです。
ご利用は難しいかもしれませんが見学は受け付けています。
興味のある方は、アクセスしてみてください。
ちなみに、Lykkeというのは北欧・ノルウェーの言葉で「幸福」という意味だそうです。
A-COUSE(アコース)合同会社
放課後等ディサービス Lykke(リッケ)
電話 098-948-1440
ご実家の隣に建てられた、現在Lykkeのメインとなる建物と安里代表
建物は北欧風。ご近所からのご支援もあり、建物の隣には走り回れる広場もあります。
建物の中は、小学生から高校生までが使用するため
みんなでゲームなどができるスペースや落ち着いて勉強できるスペースなどが用意されています。音や光に敏感な子供たちもいるため、細やかな配慮がされています。
子供たちが楽しみながら学びを深められるように、絵本や知育玩具も揃っているほか
小学校から高校までの主要教科の参考書などもあります。
個人的には、左官屋さんが模様も描いている漆喰の壁に温かみを感じました。