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第66回猫に学ぶビジネス哲学

当事者意識、持っていますか?

 

毎週このコーナーに備え、にゃぶろうと会議している。

はじめは真面目に参加していたが、 最近は途中離席したり、

居眠りが目立つ。正直、当事者意識に欠けると思っている。

 

 

ビジネスの現場では、当事者の熱量が物事の成否を決めることは珍しくない。

関わる人に、 「自分ごと」として参加してもらうことはとても大切。

それぞれに本当の力を発揮してもら い、成果もあげて、やりがいも

感じて欲しい。 だからといって「当事者意識を持ちなさい」と伝えたら、

人の取り組む姿勢が変わるなんて ことは多くはない。ここで視点を変えて、

当事者意識を持ってビジネスに関わっている人は どんな人なのか考えてみたい。

 

そんなとき、参考になる会社がある。 面白法人カヤックの経営理念は

「つくる人を増やす」。カヤックでは、経営理念を考える際 に、

世の中に面白がる人を増やしたいという思いがあったのだそう。

そこでもう一歩踏み込 んで会社を面白がるのに一番効果的な方法について

考えたのだそう。その結果「この会社は 自分がつくっている」という

状態になることが必要だという結論に至った。

 

代表の柳澤さんは、「人に言われた通りにするよりは、自分が主体的に

関わっているときの ほうが楽しくなる」と述べている。

 

また、つくることは、自分の価値基準を知るヒントになる。

あらゆることを自分のものさし で見つめられるようになれば、

自分なりの幸せになる方法が見えてくるということも語って いる。

 

幸せになるために、楽しくなるために、つくる側に回る。

そのことで、結果的に当事 者意識を持つことにつながれば、

目の前の世界がもっと良くなると思う。