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第63回 猫に学ぶビジネス哲学

「会社にとっての『生きる意味』とは?」

 


毎日の食事に情熱を燃やすにゃぶろう。

ドライフードをカリカリと音を立てながら食べている

姿はかわいいが、肉を与えて食べているときの姿は、

さすが肉食獣の端くれといった雰囲気。

「生きるために食べる」という迫力を感じることも。

動物の究極の目的は生存だと思う。

 


人間が究極の目的を考える時、例えば「生きる意味とは?」などの

問いかけを自らにすることはよくある。

 

では、会社にとっての生きる意味、究極の目的とは一体なんだろうか。
会社の存在目的や存在意義を突き詰めたものを企業理念

(ミッション・ステートメント)と呼ぶ。

 

「ビジネスを通じて社会にどのような貢献をするのか」

「どのような価値観やルールに基づきビジネスをやるのか」

を示したもので、経営戦略のもう一つ上の概念とされる。

 

では、どの会社にも企業理念があるのかというと実はそうでもない。

世界的に有名なアウトドアウェアメーカーであるパタゴニアは、

創業後約20年間理念は存在していなかった。

 

創業者のイヴォン・シュイナード氏の著書によると、

会社が大きくなるにつれ、彼と会った
ことがない社員が多くなり、会社として伝えるべきメッセージを

明確にする必要性を感じたそう。

 

そこで制定したのがミッション・ステートメントだった。

 

企業理念が時代とともに変化したのもパタゴニアの特徴。

社員の提案により3回更新された。裏を返せば社員たちの仕事を

進める上での判断の拠り所として機能した証でもある。

 

目的が明確でぶれないからこそ人も会社も活きる。

皆さんの会社の企業理念やそれに準ずる考え方は何ですか。

 

今一度確認すると社会の一員として働く意義を

再認識できるかもしれません。