私、よく「なんか」という枕詞をつけて話す傾向があります。
きっと「なんか・・・」というあいまいさを匂わせることで
際立った自己主張を回避したいのでしょうね。
人とぶつかることを極力避けたいという自分の性格が透けて見えます。
そう考えると口癖は、自分の本性を相手に勝手に伝える
困ったメッセンジャーなのかもしれません。
普段、なかなか表出しない内なる自分が、口癖一つであわらになるのです。
冒頭で紹介した「なんか」という表現。
際立った自己主張を避ける=その場の雰囲気にあわせた主張に書き換えている
と言い換えることができるかもしれません。
しかし、私が「なんか」という言葉を意識して使わないとしたら
どうでしょうか?その場の空気に左右されず自分の主張をはっきり
と述べることができるように心理的な支えができるのではないでしょうか?
口癖の持つ深層心理を知り、その口癖使わないという選択をすることで
自分の内面と向き合い、自己実現に一歩近づけるのではないでしょうか?