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ピンチをチャンスに変えられる人

 

今朝の大雨はすごかったですね。

雷が苦手な私は夜なかなか寝付けませんでした。

ということで、さて、今日はお天気の話題から。

 

みなさんの周りに「晴れ男」や「晴れ女」

「雨男」に「雨女」いますか?私の上司には究極の雨男と言われる人がいて、

ゴルフに出かけるとその上司のところのホールだけ雨が降っていると

言われるくらいです。

 

でも実はそれ、ちょっとした幻想なんだそうです。なぜなら

「人間は印象に残るものほど、その確率や頻度が高いと考える傾向にある」

生き物だから。つまり、晴れ男、雨男、晴れ女、雨女も実はちょっとした

思い込みなのです。

 

では、これをビジネスシーンに置き換えてみましょう。

私たちのまわりに「ピンチをチャンスに変えられるひと」と、

評価されている人がいると思います。でも、それもちょっとした

思い込みの可能性があるのです。

 

絶体絶命の場面で、一発逆転の提案をして会社のピンチを救った

という武勇伝に接することがあると思います。

でも、その武勇伝の持ち主がどんなピンチの時でも力が発揮できていたか

というと決してそういうわけではなく、インパクトの強い武勇伝が

レジェンドストーリーとなり、多くの人の記憶を支配している可能性が

高いのです。だから「あの人はピンチをチャンスに変えられる人」

というイメージが独り歩きしてしまっている可能性があるんです。

 

もちろん当の本人はそれでいいのかもしれませんが

周りの人は自分が「ピンチにつよいあの人に比べて、自分は」のような思考に
陥る可能性があります。客観的にみるとそうではないのに「ピンチに強い人」を

過大評価してしまって、「そうではない自分」を自分の頭の中で勝手に生み出して

しまうことがあるのです。その結果、さらに緊張して、冷静さを失い、ベストな

パフォーマンスができないということがあるのです。

 

では、そうならないためにどうすればいいのでしょうか?

ズバリ1「ありのままの自分を認めましょう」

ピンチをチャンスに変えられる人なんて基本的にいないのだ。と、開き直るのです。

人間は緊張すると思うように力を発揮できないのが普通なのです。

 

でも、人間って不思議なもので、開き直ったときに、すっと冷静さが

戻ってきます。「思い込み」の呪縛からまずは自分を解放してあげてください。