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後輩・部下への指導、うまくできていますか?-③

毎週火曜日のこの時間は「聴けば 聴くほど」

日常生活の、ちょっと知りたい、もっと知りたい

聴くことで、知ることで一歩を踏み出そうとしている

あなたを応援するコーナーです。

 

今月は、心理学に即した、上司・部下のコミュニケーション方法を

リーダーシップ研修のエキスパート山本京子さんに伺っています。

 

もし、あなたが上司・部下と円滑にコミュニケーションを取りたいと、

思っているなら、相手が「次の4つのタイプのうち、どのタイプなのか」

押さえて置くことをお勧めします。

 

  • 楽しい事・企画するのが大好きな「プロモーター」
  • 皆、仲良く・・を重視する「サポーター」
  • 結果がすべての「コントローラー」
  • 安心安全が大切な「アナライザー」

 

この4つのタイプごとに

「仕事をお願いするなら、こういう声のかけ方がベスト」

逆に「こういう声かけはNG」というのがあるんです。

今日は「皆、仲良く」を重視する「サポータータイプ」

を具体的に見ていこうと思います。

 

 

あなたの周りに次のような方はいませんか?

もしかしたら、その方は「サポータータイプ」かもしれません。

 

 

山本京子さん)「サポータータイプ」の人は

「周りの人の事を良く知っている」という特徴があります。

「〇〇さんは、インフルエンザでお休みらしい」

「〇〇さんは、来週からおばあちゃんの介護に入るらしい」

そういった、社内事情を良く知っています。

 

また「周りの人の仕事まで抱え込みがち」という特徴があります。

本来は自分の仕事ではないことまで「かわいそうだから。」

「分からないっていうから。」と引き受ける事が多いです。

抱え込んでしんどくなってしまうタイプ・・とも言えるでしょう。

 

 

という事で、もしもあなたの周りにサポータータイプの方がいたら、

一人で仕事を抱え込みすぎていないか気を付けてみてあげて下さい。

 

 

ただ一方で、今ラジオを聞きながら「自分の周りのサポータータイプは、

仕事を抱えこむどころか、いくら仕事をお願いしても、全く動いていない。」

と思っていらっしゃる方。もしかしたら、声のかけ方が、サポータータイプの方には

NGのやり方をしているのかもしれません。

 

 

サポータータイプの方に「あなたに、これ、全部任せます!」

という仕事の振り方はNGです。動けなくなってしまいます。

では、どういう声のかけ方が良いんでしょうか?

 

山本京子さん)サポータータイプの方に、指示をするときには「一緒に」

というフレーズを強調すると良いでしょう。

 

サポータータイプは「皆で仲良く」が大好きな、チームでやりたい人なので

「あなたにこれを全部任せます!」というのはストレスになります。

全員のOKをもらわないと、動くのが不安なんです。

 

なので「一緒にやろう!」という声掛けがお勧めです。

また「これをやると、皆が助かるよ!」

「皆が『この業務はAさんが良い』と言っていた。」

こういった声のかけ方もお勧めです!

 

という事で、あなたの周りにサポータータイプの人がいたら、

今日お伝えしたポイント・・

  • サポーターには「一緒に」を強調する。
  • 「あなたに、全部任せる!」はNG
  •  
  • 他人の仕事まで抱え込んで、いっぱいいっぱいになっていないか
  • 目を配ってあげる。こういったポイントを踏まえつつ、
  • 円滑なコミュニケーションを心がけてみて下さい。

 

次回は、「コントローラータイプ」を詳しく見ていこうと思います。