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今年は台風の当たり年なの?

■10日に一度のペース

 

昨日、沖縄気象台で記者勉強会が開かれました。

テーマは「台風」


昨日(7/25)も台風12号が発生し、

今年は台風の当たり年じゃないの?

と感じている方も多いでしょう。

今年6月以降、台風発生と、

沖縄への接近が続いているんですね。

 

今年12個発生した台風のうち6月7日に発生した

台風5号を皮切りに、40日近くの間に5個の台風が

沖縄に接近しているんです。

まさに10日に一度のペース。

 

 

過去30年のデータを見たとき、台風12号が発生するのは

8月が最も多く、30年のうち21回は8月に発生しているそうです。

7月に12号が発生したのは3回しかありません。

 

また、沖縄への台風接近数が5個なったのは、例年だと

8月や9月が多いのですが、今年はすでに7月で接近5個。

以上のデータから今年の台風の発生数や接近数は早いペース

といえるわけです。

 

ちなみに台風の発生数が増えた理由はフィリピン近海の

海面水温が高く、対流活動が活発なためと思われるそうです。

 

■じゃぁ、今年は台風の当たり年なの?

 

昨日発表された3ヶ月予報によると、台風が発生しやすい

フィリピン近海の海水温が平年より高く、引き続き対流雲が
立ちやすいため、台風は発生しやすい状況とはいえるそうです。

 

とはいえ、台風の発生数や接近数は1年を終えてみないと

なんともいえないというのがこれまでのデータから導き出せる解。

当たり年かどうかは年が終わらないとなんともいえないそうです。

 

■今年の沖縄は平年並の暑さ

 

皆さん覚えていますか?去年の夏、そして秋が記録的猛暑だったことを。

 

沖縄タイムス「ことしは猛暑だったのに・・・ 寒~いお正月、どうして?」

2017.12.26 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/188037

 

去年の8月~10月は平年より1.5℃気温が高く、沖縄気象台が1946年から
統計とりはじめて以来の暑い夏でした。

 

西日本でを中心に県外では猛暑が予想されていますが

しかし今年の沖縄は平年並の暑さとなりそうだとのことです。

 

実際沖縄気象台は7/23日に

「低温に関する異常天候早期警戒情報(沖縄地方)」を発表しています。

 

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沖縄周辺の海面水温が低かったため、昨日までの1週間(7/16~7/22)、

沖縄地方の平均気温は平年より低くなりました 
沖縄地方では、今後2週間程度は気温の低い状態が続く見込みです。 
農作物の管理に注意してください。

http://www.jma.go.jp/jp/soukei/111_000.html

 

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とはいえ、30℃を超える予想最高気温が連日続きます。
熱中症対策をしっかりと、健康管理は抜かりなく。

 

(文責:月・火担当 大城勝太)