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茶房一葉・上原美智代さん「美味しい中国茶・日本茶・紅茶を」

毎週火曜日にお届けしています"Finer"

 

志を持って頑張っている方、

誰かにfine!を届けようと活動している方、

いわゆる「ファイナー」をご紹介しています。

 

今回のFinerは・・

中国茶・台湾茶・日本茶・紅茶などあらゆるお茶を楽しめます

茶房「一葉」のオーナー・上原美智代さんです。

 

 

 

 

松田礼那)上原さんはお茶に関する様々な資格を持たれているそうですね!?

 

上原美智代さん)はい!取得順にお伝えすると

「中国茶の茶芸師(ちゃげいし)」茶文化や美しい淹れ方の所作など

「評茶員(ひょうちゃいん)」中国茶のソムリエともいえる茶葉を鑑定するプロ

「制茶師(せいちゃし)」茶葉加工の知識や実技

「中国茶文化講師」

「日本茶インストラクター」

「紅茶コーディネーター」を持っています!

 

松田)中国茶・日本茶・紅茶と「お茶に関する様々な資格」を持たれているんですね!

例えば、初めに挙げて頂いた「中国茶の茶芸師」??

初めて聞いたんですが・・

 

上原さん)聞きなれない資格ですよね!実は、中国の国家資格なんです!

 

松田)え!?中国の国家資格ですか!?

日本の国家資格でも取得が難しいのに、中国の国家資格なんて・・すごいですね!

 

上原さん)ありがとうございます。

今から16年前に、「静岡の日中友好協会が橋渡しをしてくれる」という情報をキャッチして、中国に渡って勉強しました。

通訳の方もついて下さったので、楽しく勉強することが出来ました。

 

 

 

松田)その時、上原さんは沖縄にいらっしゃったわけですよね!?

それでも静岡の情報を敏感にキャッチして、中国に行かれるなんて・・すごい行動力だと思います!

その原動力はどこから来ていたんでしょう?

 

上原さん)ただただ「お茶が好き」という思いからだったと思います。

遡ると35・6年前に、台湾で初めて飲んだ台湾茶の味と見慣れない茶器に感動をしたのが、初めのきっかけでした。

その後、間は空きましたが、沖縄のカルチャースクールの台湾茶の講座に行ったときには「そうそう!私が美味しいと思ったのはこのお茶だ!」と運命を感じました。

 

松田)そういった感動から徐々にお茶の世界に魅了されていったわけですね!

 

上原さん)そうなんです。

先ほどお伝えした一番初めに取得した中国茶の国家資格「茶芸師」の授業の中で、

「実は日本茶も台湾茶も紅茶も・・全てのお茶のルーツは中国にある」と知り、それぞれの繋がりが見えて来ました。

すると、もっともっと知りたくなって、日本茶インストラクターの資格も、紅茶コーディネーターの資格も取得しました。

 

 

 

 

松田)すべてのお茶のルーツは中国にあるんですね!?

 

上原さん)はい!おそらく県民の皆さんはイメージしやすいと思います。

なぜなら「さんぴん茶」もルーツは、中国茶「シャンピェン茶」=「ジャスミン茶」ですから!

今でもさんぴん茶の多くは中国から輸入されています。

 

 

松田)確か、さんぴん茶=ジャスミン茶は、緑茶の茶葉をジャスミンの花で香りづけしたもの・・なんですよね?

 

上原さん)はい!なので、ジャスミンさえ自分で育てれば、マイさんぴん茶を作る事が出来ますよ!?

 

松田)マイさんぴん茶ですか!?

 

上原さん)はい!まさに最近うちの庭のジャスミンが咲き始めたので、自家製さんぴん茶を作っている所です。

 

 

 

 

松田)本当です!緑茶の茶葉の中に、ジャスミンの花が入っていて、とってもいい香りがします!

 

上原さん)良い香りですよね!

ジャスミンの花は、夜の間に咲く1日花です。

なので夕方のうちに「もう咲くかな?」というジャスミンの蕾を選んで、緑茶の茶葉をいれたタッパーの中に一緒に入れておきます。

夜中に花が咲き、そのタイミングで、茶葉に香りが移ります。

 

 

この自家製さんぴん茶の一番の良さは「自分で緑茶の茶葉を選べること」です。

 

「緑茶の茶葉」と一言で言っても、日本の茶葉は「蒸してつくられる」、中国の茶葉は「釜で煎ってつくられる」というように全く工程が違います。

さらに、県産の緑茶茶葉は、強い日差しのもと育ったので、渋みが強く、カテキンなどの栄養も豊富なのが特徴です。

 

なので、こういった緑茶の茶葉で作ったさんぴん茶も、

日本・本州の緑茶の茶葉で作ったさんぴん茶は「爽やかな、新緑のような香り」のさんぴん茶。

中国の緑茶の茶葉で作ったさんぴん茶は「窯で炒った独特の風味とサッパリとした味わいが特徴」のさんぴん茶

沖縄の緑茶の茶葉で作ったさんぴん茶は「渋みのある」さんぴん茶

・・というようにそれぞれ味わいが違います。

 

松田)自分の好みに合わせる事も出来るわけですね!

 

上原さん)その通りです!さんぴん茶好き・・という方も是非うちの茶房「一葉」にお越し下さい!

 

 

 

 

上原さん)茶房「一葉」は、サトウキビ畑の中にあります。

 

私の思うお茶の良さは「おかわりがきく事」だと思います。

同じ茶葉で、何回もお湯だけ足して5煎・6煎と楽しむ事も出来ます。

自分のリズムでゆっくりと、おかわりをしながら飲んで、水分をたくさん取れる・・これがお茶の良さです!

 

うちに来るお客様も、2時間~3時間いらっしゃるのは当たり前です。

是非時間をたっぷりとって、うちでゆったりとくつろいで下さい。

 

 

 

 

 

<茶房「一葉」の情報>

 

同じ一枚の葉っぱから、緑茶、ウーロン茶、紅茶という様々なお茶が生まれるように、

上原さんのカフェでは、あらゆるお茶を飲むことが出来ます。

 

どんなお茶を飲むかはあなたの気分次第。

 

南城市のさとうきび畑の中にあるゆったりとしたカフェで、

中国茶・日本茶・紅茶あらゆるお茶の資格をもったお茶のエキスパート・上原さんが美味しいお茶を入れて下さいます。

 

GW中もオープンされています。

 

上原さんは調理師の免許も持たれていて、包子(パオズ)などお茶に合うお菓子も一緒に食べられます!

 

是非、足を運んでみて下さい。

 

 

HP⇒https://ichiyo.ti-da.net/

 

 

店舗情報